学校
はぁ、はぁ…

トタトタトタ…

今、私は走っている。
(遅刻しちゃう。)
そう、遅刻しそうだからである。

ガラガラガラッ!!
教室の扉を開けた。
先生はまだいない。
(ふぅ。)
心の中で安堵していると
「そろってるか?」
ちょうど先生が来た。
そして、出席を取り始めた…。


一から四時間目はいつもと変わらずに
授業を受けた。
昼食時、私は弁当を持ち屋上に向かうために
教室を出た。
ふと右を見ると
カイトがいた。
「おー…。」
カイトを呼ぼうとした時、
カイトに一人の女性が駆け寄った。
楽しそうに喋っている。
私は単なるおしゃべりと思って屋上へ向かおうとしたその時
カイトがその女性にキスされた。
(えっ…?)
私は分からなくなった。
何故あの女性とカイトがキスを?
カイトが私がいる事に気付き、駆け寄って来た。
だが私はそれを無視して屋上に走った。
涙が一粒落ちた…。

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【7話-悲しみ-】恋

閲覧数:133

投稿日:2008/11/13 23:40:32

文字数:394文字

カテゴリ:小説

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