遥か蓬莱 ニライカナイから
行こう キミのもとへ
エビス ダイコク ビシャモン ベンテン
ごった煮の カミを乗せて
ホテイ フクロク ミク ジュロウジン
今行くよ キミのもとへ
生まれも過去も些細だろう?
今がある それだけ
ただこの唄で ことほごう
うるわし キミの前途を
打ち鳴らした柏手みっつ
ほら、おばけはいない
祓い清めよ この旅路を
さあ 呑めや、歌えや、騒げや、踊れや、
悪いものなど(逃げてゆくように)
福呼ぶ我ら八福神 宝船で来た
あっちむいてパッパッ こっちむいてパッパッ
そっちむいてパッパッ どこまでもラッタッタッ
あっちむいてパッパッ こっちむいてパッパッ
どっちむいてもそっぽむいても キミのための
大盤振る舞いの福を!
いてつく冬も 日照りの夏も
長い嵐の夜も
とおの眠りのみなめざめ
なみのり船はことぶく
足掻いたキミのちいさな罪はボクが愛す
風吹き 潮満ち 祝えよ この旅路を
まだ 狡く、醜く、せつなく、愚かしい、
この世だけれど(捨てるにゃ早い)
そうとも我ら八福神 しあわせのカミサマ
あっちむいてパッパッ こっちむいてパッパッ
そっちむいてパッパッ どこまでもラッタッタッ
あっちむいてパッパッ こっちむいてパッパッ
どっちむいてもそっぽむいても キミの旅に
大盤振る舞いの福を、贈ろう!
白き帆を張る宝船
いざや漕ぎいでな
遥か蓬莱 ニライカナイから
行こう キミのもとへ
八福神のうた(仮)
なぞめいた さんの楽曲への応募品です。(楽曲はこちら→https://piapro.jp/t/N7T5)
楽曲がハイパーカッコいいです。今すぐ聞きに行きましょう。
サビ部分の
「あっちむいて パッパッ こっちむいてパッパッ
そっちむいてパッパッ どこまでもラッタッタッ
あっちむいて パッパッ こっちむいてパッパッ
どっちむいてもそっぽむいても」
はなぞめいた さんの作詞になります。
【以下端書き】
出自の違うアジアの神様たちが日本で組んだユニット、それが七福神。日本あるあるの「とりあえずぜんぶ祀っとけ!!」論法が存分に発揮された信仰ですが、一柱加えて八福神になることもあるそうです。誰が追加されるかは時期や寺社によってまちまちで、お稲荷さんや達磨、吉祥天女などが加入したり脱退したりします。
この追加メンバーが多岐にわたるということから、ここらでひとつ、我らが電子の歌姫を放り込んでも八福神は成立するのではあるまいか……という発想で作ったのがこの詩になります。
【追記】
落選しましたァ!!!!!!残念!!!!!!
なぞめいた さん、楽曲完成楽しみにしてます!!!!!
【追記ついでの小ネタ集】
ニライカナイ……南西諸島・沖縄で信仰される海の彼方の楽土。来訪神とかはだいたいここから来る。
とおの眠りの……「なか(が)きよの とおのねふ(む)りの みなめざめ なみのりふねの おとのよきかな」。回文歌。室町時代ごろからこの歌と宝船を描いた紙を枕の下に入れると、良い初夢を見られるとする風習があった。
いざや漕ぎいでな……「熟田津に 船乗りせむと 月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな」。万葉集より額田王・熟田津のうた。七福神との関係は特にない。
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