彷徨う心さえも 見失った君の瞳(め)に宿った
暗い鼓動恐れて 堕ちていくくらいならどこまでも
全てを振り切って走ればいいと
背中を押した過ちの報い

通過点ばかりの道をいつしか踏み外しては
今君が奥底に堕ちていく

堕落なんて一瞬に過ぎない偶然のような
些細な出来事にただ傷ついている


焼きついた君の瞳(め)が
離れなくて震えた世界へと
叫んだ独りよがり
今はもう還らない心だけ

陶酔に支配された背徳に
君が恐ろしく遠く思えた

違えた(たがえた)道一筋を 照らし拒まれた光
鮮やかな邂逅 どうか許して

あの時見せた涙を 嘘と言わせたくはない
例え 自己満足で構わないから


さざめく想いの波に 消えゆく君の意識に
呼び掛けた答えが決別でも

通り過ぎたあの季節 すれ違った日の記憶
取り戻せない明日に背を向けて散る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

邂逅

ふーらいさんの曲
http://piapro.jp/content/4o0xiweh4qu3eean
に詞を応募させていただきました。

力強いけれどどこか儚い、疾走感溢れる素敵な曲です。

タイトルは「邂逅」。

個人的に詞を起こすときに想定していたストーリーは

道を外してしまった少年(詞中の"君")と、
主人公(詞中の視点となっている側)がある日敵として邂逅を果たす…というもの。

王道な展開の中ながら、
解釈を多様に出来そうな要素をたくさん詰め込んでみましたので

聴かれた方それぞれがその方なりの世界を
イメージしていただけると嬉しいです。


ちなみにデモはMEIKOになっておりましたが、
一応レンでも大丈夫なように作詞してあります。

閲覧数:160

投稿日:2008/12/07 21:25:51

文字数:363文字

カテゴリ:歌詞

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