世界は続いているのに
まるで何もかもに絶望をしているような
そんな表情の君に僕は何も言えなかった
あの日君は隠れてしまった

手がかりはない
でも諦められない

まだ伝えていないことだらけ
君を逃がす訳にはいかないよ
何処に隠れても見つけてみせるぜ
かくれんぼは始まったばかり
鬼の僕は探しているよ
独りよがりに怯えている君のことを

再び会えたその時は全力で遊ぼう
美味しいもの沢山食べよう
世界中が君をのけ者にしたとしても
僕はずっと友達だから

強くなりたいな
君を救えるくらいに

まだ約束は忘れていない
絶対忘れてやるものか
果たせないまま終わりたくないだろう
返ってこない『もういいよ』の声
鬼の僕はまだ呼びかけている
声が枯れる程叫んだ「もういいかい?」

もうどれくらいだろう
鬼はまだ止めていない
世界最長かくれんぼ
意地でも見つけてやる

こんな最低な世界で一人
幸せになれる訳ないだろう
君が居ないと僕は笑えないよ
君は僕にとって灯火だ
君にとってもそうで在りたいんだ
これが僕らを繋いでいる"きずな"だ!

いつか暗闇を抜け出せたなら
君が君を許せたならさ
あの頃のままの僕で迎えるぜ
そして不敵な笑みを浮かべたら
凛とした声で告げるんだ
「かくれんぼはお終いだ
一緒に帰ろう」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

きずな

閲覧数:181

投稿日:2020/03/25 20:10:03

文字数:551文字

カテゴリ:歌詞

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