今日も今日とて朝の支度は一向に進まない。
「あーっと。一時間目は数学でー二時間目は・・・」
寝起きでまだ朦朧とした頭の中で、また私は考える。
また遅刻するんだから、一時間目のなんて入れなくていいんじゃないか。
遅刻するぐらいだったら、いっそのこと休んでしまおうか。
またクラスメイトにあんなこと言われたくないしなあ。
「休もう・・・かなあ?」
「ミクー何休もうとか言ってるのー!早く支度しなさい」
少し怒気のこもったお母さんの声が、廊下に響く。
いや、考えてみただけだよお母さん。
だから怒らないでほしいな。
と頭の中で少し口ごたえをしてみた。
そして、またいつものように遅刻して、先生に叱られ席に着く。
退屈なのでクラスメイトを見ていると、こんな事を考えてしまう。
クラスメイトのように幸せでも、
私の様に不幸せでも、
平等に。残酷に。
明日はくるし、人には怒られる。
クラスメイトに、私よりもっともっと優秀なクラスメイトに希望を持つのはわかるけれど。
だけど生きているだけで精一杯の私に、
これ以上何を望むというのですか。
というか、私にもう望まないと言ったのは貴方たちの方でしょう?
何故皆のことを気にしてしまうのですか?
本当は皆から愛されたいのですか。
その手を離し、私を遠ざけたのは誰ですか?
ちゃんと気が付いていますか。
人生は仕事をしている人のように見える。
なら私の仕事は何だろう。
「ミクちゃん、ちょっとコレやってくれる?」
「あ、うん。いいよ」
嘘をつくことだろうか。
「お前はいつになったら遅刻を・・」
怒られることだろうか。
そうだとして、この苦痛なお仕事はいつになったら終わるのだろう。
そして私が働いた分の給料は、一体誰が払うんでしょうか?
ありがとう。っていってみたい
心のそこから、
「あの、さ」
「ん?」
おお泣きしながら
「えっと」
「何?」
ありがとうって、言って見たいけど、
「ぁり・・・ごめんね何でもない」
「そ・・そう?何か言いかけてなかった?」
「何でもないよ」
多分私は弱虫なので、もう少し大人にならないと言えないみたいです。
突然、クラスで一番明るくて、優しい人が私に話しかけてきた。
なんだろう。私何かしたっけか。
「ねえ何でミクちゃんってあんまり話さないの?」
何故自分を隠してしまうの?
「ね、聞いてあげるから言ってみてよ」
本当は聞いてほしかった?
「絶対笑ったりしないからさ!お願い!」
絶対に貴方のことを傷つけたりしないので、
「話してみよう?」
話してみませんか?
「あ・・・それは」
「うん?」
「喋る言葉が頭に浮かびすぎて言えなくて」
「何だ!そんなことだったんだ」
「へ?」
「いや、人間って喋んないとわかんないからさ。もっと別の嫌な意味で喋んないのかなーと思って」
「違うよ!」
「あはは、まあこれからはもっと話したほうがいいと思うよ。クラスの人達も話したがってるんだよ?」
「え・・・?」
「本当だよ!いっつも喋りたいなーとか皆言ってるんだから!」
「そ、そうだったんだ・・・!!」
「うん!」
「あ、その、」
「ん?」
「話してくれて・・あ・・・ありがとう!」
「別にお礼なんてなくていいのにw」
人間は面倒くさい。
口を開かなければ、思ってることでさえ周りの人に伝わらない。
けど。
話すことが出来るようになることは、見た目よりはるかに簡単だ。
ハロ?
ハワユ?
ありがとう。
サンキュー。
終わり 原曲様 ナノウP sm11448603
前の小説のコメント返し
梓杏李 海亜様
コメントありがとうございます、そしてこのような駄文を読んでくださりありがとうございました!
私の解釈なんてまだまだです、これから上手くなって行けばいいなあなんて馬鹿みたいなこと思ってますがww
投稿したら、即効で読みに行かせていただきますね!(キリッ
コメント1
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kurogaki
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ご意見・ご感想
nina_27
ご意見・ご感想
凄いです!!
鳥肌たちましたw
2011/07/23 16:44:25
エコム
奥村 燐様
はじめまして!私の解説小説をみていただきありがとうございます!
お褒めの言葉ありがとうございます・・・!私なんかまだ未熟ですwww
お忙しいところ、このような駄文をていただき本当にありがとうございました!
2011/07/24 21:57:02