其処は悲しみの箱庭

僕は歌う
あの子の笑顔の為に
此処は箱庭
君をいつも苦しめる
出してあげたい
僕の命に代えても

あの子はいつも一人だった
あの子には僕らしかいなかった
真っ白い部屋の中 あの子はいつも泣いていた
僕がやってくると 泣きやんではくれたけれど

僕は歌う
君に思いが通じると願って
この歌を捧げよう
君が笑ってくれる日を祈って
さぁ泣き止んで
僕はずっと傍にいるから

いつもベットで横たわっている
あの子が今日はなぜか居なかった
しばらく待っていると あの子はやってきた
動く椅子に座って 僕の姿を見ると微笑んだ

あの子は歌う
『もうすぐこの体は朽ちるでしょう
そしたらそのときは
私の魂をあなたのその翼で
天へと運んで』
綺麗な笑顔だった

ある日僕がやってくると
あの子は冷たくなっていた
本当に幸せそうに あの子は笑ってた
果たさなくては あの子との最後の約束を

僕は羽ばたいた
大空へと君を乗せて
高く高く高く
翼がもげそうなくらいに高く
君との約束
命に代えても守ってみせる

君は笑った
約束の場所に来れたから
僕も笑った
体はもう動かなかったけど
2人で笑った
ずっとずっと2人でここで・・・・・


此処は幸せの箱庭


ライセンス

  • 非営利目的に限ります

箱庭の楽園(音楽募集中・・・です、ご協力を!!)

2回目の投稿です。
初めのやつが何か凄い(?)ホラーだったんで今回はゆったり系
イメージ的に
『あの子』=病弱な患者。
『真っ白い部屋』=病室
『僕』=鳥
・・・・みたいな感じで考えてください。
『君を苦しめる箱庭』とか『悲しい箱庭』は病院のことですね。
んで『幸せの箱庭』ってのはいわゆる天国。
・・・・分かりにくくてゴメンナサイ。

閲覧数:141

投稿日:2008/08/11 16:54:28

文字数:539文字

カテゴリ:歌詞

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