残映
Composed & Lyrics by LE-ON

いつの日だったか忘れたけれど
終電があるのに歩いて帰った日の事
僕が幼い頃によく通った道を歩いたんだ

公園の隅の小さな桜は
知らないうちに跡形もなくなって
友達と遊んだブランコは
軋んだ音を立てていた

窓だらけの箱が幾つもそびえ立ち始めて
あぁ、そうか
こんなに時が経ってしまったんだ

あの頃見えていた夕日は隠れて
今では落とす影も見えなくなって
それでも時計の針は動いてる
人生はあまりも残酷だ

少し前に出来たコンビニで買った
コーヒー飲みながらふと思い出した事は
同じ物を初めて飲んだ時の苦い味だった

少しは大人になれたようだ
あんなにもなりたくないと思っていた
あの頃が今は笑えて馬鹿らしく感じてる

傷だらけの心が幾度も壊れては治って
あぁ、そうか
こんなに歳を重ねてしまったんだ

あの頃見えなかった未来が今では
嫌でも手に取るように見えてしまって
それでも僕らは歩かなきゃいけない
人生はあまりにも冷酷だ

景色がどれ程変わってしまっても
僕らの思い出は決して色褪せない
今でもあの時の夕日は忘れない
人生はそれほど悪くない

あの頃見落とした朝日を眺めて
落とした影はあの日よりずっと長くて
今でも時計の針は止まらない
人生はこれからも続いてく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【GUMI】残映 歌詞

残映の歌詞。

生まれてからずっと同じ地域に住んでいるので、歳を重ねていくうちに色んな物が変わっていくのがよく分かる。

閲覧数:174

投稿日:2020/04/01 22:09:17

文字数:565文字

カテゴリ:歌詞

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