S1
夏風　まとわりつくように
長く伸びた髪を揺らしてる

青くて　白い空と君が
笑ってた Lost Summer

「あの日は　もう戻らないよ」と
流れていく時間が言うんだ

私は　進めないままでさ
また思い出す夏恋

A1
差し出してくれた右手
ひんやりとして
君の心　優しいんだって思ったの

並んで歩いた二人
言葉はなくて
静かだけど　握った手が語っていた

B1
沈んでく　赤い太陽
離れてく　君の影

淡い気持ちが　音を奏でる
これが恋と　心が告げていた

S2
追い風　背中をそっとなぜる
高く伸びた向日葵を揺らす

青くて　白い空に君が
見えたんだ Lost Summer

全てが　キラキラしていたの
遠いあの頃に想いを寄せて

私は　ここから動けない
君だけいない、どうして

A2
変わらないと信じてた
楽しい日々が
続いていく　当然だと思ってた

突然の別れがきて
信じられない
これが最後　現実はいつも残酷

B2
消えていく　君の体温
消えていく　君の笑み

涙を流す　暇なんてない
ありがとうすら　ちゃんと言えなかった

C1
夏祭りの花火が　記憶の中で上がる
波の音に浮かれて　はしゃいでかけた水を

一緒に見た星空を　景色を覚えている
今ではただ私を　苦しませるだけで

S3
夏風　まとわりつくように
長く伸びた髪を揺らしてる

青くて　白い空と君が
笑ってた Lost Summer

「あの日は　もう戻らないよ」と
流れていく時間が言うんだ

私は　進めないままでさ
また思い出す夏恋


-ひらがな-　()で一音のつもりです。

S1
なつかぜ　まとわりつくよおに
ながくのびたかみをゆらしてる

あおくて　しろいそらときみが
わらあてたろすとさまあ

あのひは　もうもどらないよと
ながれていくじかんがゆうんだ

わたしは　すすめないままでさ
またおもいだすなつこい

A1
さしだしてくれたみぎて
ひんやりとして
きみのこころ　やさしいんだっておもったの

ならんであるいたふたり
ことばはなくて
しずかだけど　にぎいたてがかたあていた

B1
しずんでく　あかいたい(よう)
はなれてく　きみのかげ

あわいきもちが　おとをかなでる
これがこいと　こころがつげていた

S2
おいかぜ　せなかをそっとなぜる
たかくのびたひまわりをゆらす

あおくて　しろいそらにきみが
みえたんだろすとさまあ

すべてが　きらきらしていたの
(とお)いあのころにおもいをよせて

わたしは　ここからうごけない
きみだけいないどおして

A2
かわらないとしんじてた
たのしいひびが
つづいていく　とおぜんだとおもおてた

とつぜんのわかれがきて
しんじられない
これがさいご　げんじつはいつもざんこく

B2
きえていく　きみのたい(おん)
きえていく　きみのえみ

なみだをながす　ひまなんてない
ありが(とう)すら　ちゃんといえなかあた

C1
なつまつりのはなびが　きおくのなかであがる
なみのおとにうかれて　はしゃいでかけたみずを

いっしょにみたほしぞらを　けしきをおぼえている
いまではただわたしを　くるしませるだけで

S3
なつかぜ　まとわりつくよおに
ながくのびたかみをゆらしてる

あおくて　しろいそらときみが
わらあてたろすとさまあ

あのひは　もうもどらないよと
ながれていくじかんがゆうんだ

わたしは　すすめないままでさ
またおもいだすなつこい