~カラオケ~
がっくん(マイク片手に)
「いぇーい!みんな盛り上がってるかーい!」
リン&レン&ゆかり
「いぇーい!!」
がっくん
「お!ゆかりん意外にノリ良いねえ!」
ゆかり
「曲がりなりにもアイドルですから。歌うのは本当に楽しいし、好きなんです」
がっくん
「マスター以上にぃ~?それ聞いたらマスター泣いちゃうかもよぉ~?(ゲス顔)」
リン&レン(ジュースをブクブク)
(わざわざマイク使って言う事でもねぇだろ……)
ゆかり(取り乱した様子で)
「……わ、私ったらなんて事を……!あぁっ、マスター……っ!」
がっくん
「……え?」
ゆかり
「こうしてなんかいられない!今すぐマスターの所に行かないと!私の本当の想いを伝えないとっ!」
がっくん
「……あれ?ゆかりん?ゆかりさーん?戻ってきてー?」
ゆかり
「マスター!今お傍に参りますからねっ!(ドアノブをガチャガチャ鳴らしながら)……と、言う訳で私はこのままルーム代金も支払わずに猛ダッシュでマスターの所へ向かったという設定でお願いします」
がっくん
「なんじゃそりゃ!」
ゆかり(ソファに座り直してがっくんを指差し、イイ笑顔で)
「後の支払いは……お前に、任せたぜ……(がくっ)」
レン(イイ笑顔で)
「飯代も、任せたぜ……(がくっ)」
リン(イイ笑顔で)
「二次会代も、任せたぜ……(がくっ)」
がっくん
「しかも俺一人の負担かよw割と痛いんだけどw」
リン&レン
「はいはい小芝居小芝居」
がっくん
「あー楽しいwキミらなんでそんなにノリ良いのw」
レン(ニーサンのポーズで)
「まーこれでも俺らがっくんの先輩だしー?」
リン(ニーサンのポーズで)
「後輩のボケに乗ってあげるのも先輩の役目だしー?」
がっくん
「俺泣いちゃうwでもありがとうw」
レン
「っていうかがっくん早速さっきのピアス付けてるんだね」
がっくん
「そうそう!いやーさっき受付の店員さんに注目されちゃっててさー♪3割増しでかっこよくなってるんじゃね?って思っちゃったりしちゃってさー」
リン&レン&ゆかり
「……(審議中)……」
がっくん
「あの……すんませんした……(ぷるぷる)」
レン
「ドン☆マイ!」
リン
「あ、一番目がっくんが歌いなよー」
ゆかり
「さっきみなさんから奪い取ったテンションはきっちり還元してもらいますからねー」
がっくん
「よっし俺頑張る!(デンモクをいじる)実はもう歌いたい曲決まってたんだよねー♪」
『バタフライ』
作詞・作曲 ナタP 様
(sm4144990)
ゆかり
「あ、これすごく良いですよね」
リン
「リンも知ってるー」
がっくん
「でしょー?これだったらレンくんとデュエットできるかなーと思ってさ。やっぱみんなで歌える方が良いじゃん?」
レン
「がっくんのくせに分かってるじゃん」
がっくん
「くせに、ってなんすかw」
レン
「あ、俺こっちのマイク使うねー。原曲キーで良いよな?」
がっくん
「あーもう好きにしてくれよw」
(大人の事情♪)
がっくん
「……あーやっぱこの人の曲落ち着いた声で歌えるから良いわー♪」
ゆかり
「私もどちらかというと高すぎる音程が苦手なので、こういう曲は好きですね」
レン
「ゆかりさんってボカロの中では珍しいタイプだよねー」
リン
「そうだよねー。トーク番組とかでもすごい活躍してるしー」
ゆかり
「うふふ。そんなに褒めないで下さい。あ、次私ですね。マイクお借りしますよー」
がっくん
「ゆかりんってどんな曲歌うの?」
ゆかり
「すぐわかりますよ」
『幸せになれる隠しコマンドがあるらしい』
作詞 鳥居羊 様
作曲 うたたP 様
(sm21249768)
がっくん&リン&レン
「ネタ曲キタコレーーーーー!!www」
ゆかり
「みなさんを盛り上げられそうでなによりです♪」
(大人の事情♪)
ゆかり
「私の歌を聴いてくれて、どうもありがとうございました~」
がっくん
「歌?w」
リン
「むしろ朗読に近かったよねw」
レン
「うたた節炸裂し過ぎwだがそこが良いw」
ゆかり
「私もはじめて歌詞を渡された時は戦慄しましたよ……ボカロ業界って恐ろしい所なんだなー、って……(遠い目)」
レン
「いやいや、ゆかりさん世代はまだマシな方だよ……(遠い目)」
がっくん
「もう重機には乗らないの?w」
リン
「そうだね……うちのお兄ちゃんと同じ過ちは繰り返しちゃいけないから……(遠い目)」
がっくん
「ああ……僕らの勇者ね……(遠い目)」
ゆかり
「KAITOさんの伝説ですか。その時代のみなさんと一緒にお仕事してみたかった気もしますが。まあとりあえず次いきましょうか」
リン
「あ、じゃあ次あたしねー(デンモクをいじる)」
『RINGxRINGxRING』
作詞・作曲 OSTER project 様
(sm25822693)
がっくん
「お!正統派可愛いリンちゃんktkr!」
レン
「リン、カラオケ来たらいっつもコレだからなー」
ゆかり
「私もこういうロリ声出せたらなあ……」
(大人の事情♪)
リン
「あー、テンション上がる♪」
がっくん
「いやーリンちゃん俺の妹になってよーw」
リン
「えー、がっくんにはGUMIさんがいるでしょー?」
がっくん
「いるけど、気難しい年頃なんだってー。最近からかってもそっぽ向かれたりするしさー」
レン
「がっくんがイジり過ぎるだけだろー」
ゆかり
「女の子には優しくしないとダメですよ?」
リン
「もし私ががっくんの妹だったらきっとがっくんと同じ道には進まないだろうなー」
がっくん
「俺の存在全否定すんのやめてw」
レン
「あ、次俺だわ。リン、マイク貸してー」
リン
「はいなー」
『悪ノ召使』
作詞・作曲 悪ノP 様
(sm3133304)
ゆかり
「おお。感動系で攻めてきましたか」
レン
「これは『裏』の話だから、ホントは『表』の話から入るんだけど、どうしても歌いたくってさ」
リン
「じゃあ次はあたしが『アフターストーリー(※)』の方歌えば良いのかな?」
レン
「頼むわー」
※(諸説あります)
(大人の事情♪)
ゆかり
「はぁぁ……やっぱり、良い、ですね……」
リン
「あはは……この歌を題材にしたミュージカル思い出したら、あたしもなんか泣けてきちゃった……」
がっくん
「う……えぐっ、えぐっ、レンくんカワイソス……びぇぇ……ぐすっ……(マジ泣き)」
レン
「いや、お前は泣き過ぎだろ……(ドン引き)」
~1時間後~
がっくん
「あー、やっぱみんなが知ってる曲オンリーだと歌いっぱなしになるねー。楽しいから良いけどさ♪」
ゆかり
「そろそろ各々好きな曲を入れていっても良いんじゃないでしょうか?」
リン
「そうだねー。レンもそれで良いよね?」
レン
「異議なーし」
がっくん
「あ、じゃあ俺これいれちゃおう♪」
レン
「え?あ!」
『鏡音レンの暴走』
作詞・作曲 暴走P 様
(sm4775243)
レン
「やめてくれよ!せめて俺のいない時に歌えよ!?」
がっくん
「あーあー発声練習発声練習ー(裏声で)……あー↑ぅー↓あー↑ぅー↓」
レン
「だから止めろっての!(がしっ)……うわっ!?」
ゆかり(レンをホールド)
「構いません。好きに歌っちゃってください」
リン
「きゃー!がっくんのショタボイス聞きたーい!」
レン
「やめろぉぉぉぉ!!歌うなあえぐな聞かせるなぁぁぁぁ!!!!(泣)」
(大人の事情♪)
がっくん
「(裏声)と、とっても恥ずかしいのデス……(///)」
ゆかり&リン(イイ笑顔で)
「GJ!」
レン
「お前ら後で覚えてろよ……(しくしく)」
リン
「良いじゃん良いじゃんw」
ゆかり
「男の子は悔しさを繰り返して一人前になるものですよ(棒読み)」
レン
「……ったく。つーか前から思ってた事あるんだけどさ、言っても良い?」
がっくん
「ん?なになに、どうしたの改まって」
レン
「いや、がっくんってもうちょい自分のキャラに合った歌チョイスした方が良いんじゃねーのー?」
がっくん
「え」
リン
「あー、確かにそれ言えてるかも。他人にどう見せるかも大事だけど、やっぱり自分の中身って大事だもんねー」
がっくん
「えw何この人生相談みたいな雰囲気?」
ゆかり
「真面目に聞いてください。みなさんあなたの将来を心配しているんですから」
がっくん
「いやいや、普段侍みたいな格好でドラマとか出てるんだし、意外性が出て良いかなー、と思うんだけど」
ゆかり
「意外性を求める事だけが面白さではないですよ。時には自分の特性に忠実になった方が良いんです」
がっくん
「えー、そうかなー?」
リン
「そうだよー」
がっくん
「そう、かなあ……?」
ゆかり
「そうですよー」
がっくん
「……えー……」
(キャラ作りって……難しいなあ……(´・ω・`)……)
~3時間後~
がっくん
「あー、歌った歌った♪」
ゆかり
「そろそろ、中学生は出歩けなくなる時間帯になってしまいますね。お開きにしましょうか」
リン
「えー、まだ歌い足りなーい」
がっくん
「大人の言う事はちゃんと聞きなさいw」
レン
「普段一番子供っぽい人に言われてもねー」
リン
「ねー」
がっくん
「キミらねぇ……w」
どたどたどたどた……!
がっくん
「あれ、なんか聞き覚えのある足音が……」
ばたーーーん!!
リン
「あ、がっくんとこのマネージャーさんだ」
がっくん
「もー、こんな所まで追いかけて来ないでよー。今俺オフ中だよー?」
マネージャー(汗だくになりながら)
「もー、じゃないですよ!神威さん、こんな所にいたんすか!どうりでケータイ出ないと思いましたよー!」
がっくん
「え?でも俺電源切ってなんかなかったよ?(ケータイごそごそ)……あ、39件も入ってる……熱唱してて気付かなかった……」
マネージャー
「大変なんですって!これ見てくださいよ、また週刊誌に『神威がくぽが現代にタイムスリップ?!』とか書かれてるんですからっ!」
がっくん
「そんなのほっとけば良いのに……真面目過ぎだってばー」
リン
「いや、あたし達から見てもがっくんは真面目さが足りないと思いまーす」
レン
「思いまーす」
ゆかり
「調教のやり直しが必要だと思いまーす」
がっくん
「キミら調子乗り過ぎwそこまで酷くないし……ていうかドアぐらい閉めてよ、他のお客さんに迷惑じゃん」
マネージャー
「あーっ!これはこれはリンさんレンくんにゆかりさん!お疲れ様でっす!!」
ゆかり
「あっ……」
がっくん
「ばか、声でか過ぎ……っ!」
客A
「えっ?なになに?神威がくぽ来てんの?!」
がっくん(顔を隠そうとするが、間に合わず)
「し、しまった……!」
客B
「あっ!リンちゃんにレンくんだー!」
リン(リボンを被ろうとする)
「ふ、ふぇぇっ!?」
レン(サングラスをかけようとする)
「ひっ、人違いですっ!」
客C
「結月ゆかりさんまで……?!あ、握手してください!なんならサインだけでもっ!」
ゆかり(ひたすらあたふた)
「そっ、そんな、困ります……っ!」
客達大勢
「そこをなんとか!」
「ボカロアイドルを間近で見るチャンスなんて滅多に無いし!」
「おーいみんなー!ここにボカロがいるぞー!」
がっくん
「まずい!みんな、走れ!とりあえずここから逃げるぞ!」
リン&レン&ゆかり
「「「りょ、了解!」」」
マネージャー
「え、あ、ちょ、代金はどうするんですか!?」
がっくん&リン&レン&ゆかり
「「「「責任取ってあんたが支払え!」」」」
マネージャー
「そっ、そんな殺生な!週刊誌でなんて書かれるかわかったもんじゃな……」
がっくん&リン&レン&ゆかり
「「「「知るか!」」」」
マネージャー
「ひぃっ!?な、なんでそんな息ぴったりなんですか怖いですよもう!」
がっくん&リン&レン&ゆかり
「「「「黙らっしゃい!!」」」」
どたどたどたーーーーー!!x4
マネージャー
「ちょ、ちょっとみなさーん!?」
店長
「お支払い、8939円になりまーす」
マネージャー
「マジで(白目)」
~路地裏~
リン
「はあ、はあ……に、逃げ切れたかな?」
レン
「なんとかなったみたいだな……」
ゆかり
「う、急に走ったから息が、乱れて……」
がっくん
「みんなごめんね……うちのマネージャー気が利かなくってさ……」
リン
「はは……まあ仕方ないよ、がっくんのせいじゃないしね」
ゆかり
「あのマネージャーさん、週刊誌の事をしきりに気にしてましたけどね……厄介なことにならなければ良いんですが……」
レン
「まあ大丈夫だろ、支払いはちゃんと任せてあったし……ん?」
ひらひらひら~(空からチラシのようなものが多数降ってくる)
レン
「おい……ウソ、だろ……?」
『号外・あの人気アイドル4人がカラオケボックスでまさかの食い逃げ!?ボカロ界に衝撃走る!!』
……尚、付き添いのマネージャーは財布を路上に落とし現金を所持していなかった模様。
がっくん
(白目)
ゆかり
(絶望)
リン
(驚愕)
レン
(発狂)
~1週間後・マスターの家~
マスター(ドアをノックしながら)
『おーい!もうみんな気にしてないってー!大丈夫だから出て来てってばー!!』
ゆかり
「もうお外に出られない……こうなったら実家に帰るしか……」
リン
「あたし……もうドラマの仕事蹴りたい……」
がっくん
「キャラ作りって大変でござ……大変だな……」
レン
「言うなよ……」
神威がくぽ「僕はキャラ作りができない」【後編】
ボカロのみんなの日常を描いた短編小説(?)【後編】です。
地の文無しでゆる~く書いたので、どうぞお気軽に。
「小説が読みたいんだ!」という方は申し訳ありません、このままブラウザバックでお願いします。
なおカラオケが舞台となる都合上、劇中に、実在するボカロ曲と作曲者様のお名前をいくつか明記してありますが、ご迷惑をおかけするつもりはなく、あくまで話の展開上あった方が面白いな、少しでも支援になればな、と判断しただけです。
曲そのもの及び作曲者様に迷惑が掛かると判断された場合、ただちに削除します。
こういう場での投稿は不慣れなので注意書きが必要かと思い硬い文章になりましたが、前述の通り気楽な気分でお読み頂ければ幸いです。
登場キャラ
☆神威がくぽ(以下 がっくん)
☆結月ゆかり(以下 ゆかり)
☆鏡音リン(以下 リン)
☆鏡音レン(以下 レン)
☆がっくんのマネージャー(男性。以下 マネージャー)
☆マスター
※タイトルのモチーフを拝借しましたが、内容としては某残念系青春ラブコメディは関係ありません。
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衣泉
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