ずっと待ち続けていた
空を見上げて一人で 白い息こぼれて
きっと帰ってくる筈だ
流れ星に願わなくても 約束だから

もうどれくらいだろう
空を見上げて指差し夢を語る君を
その横顔が光
叶えばいいなと呟いたら
君は笑っていた

もうどれくらいだろう
作り笑いの見分け方 知らないことにして
あの約束が光
それにすがるしかない日々だ

いつか帰るつもりだから
心配しないでいいから
そう言う君の顔ならボヤけていて
遠ざかる背中が不安で
二度と会えないような
空の向こうへ飛び立ったあの日

もうどれくらいだろう
空を見上げて一人で 何もできないまま
ずっと見ないふりしていた
あの日の不安は確信だ
君は笑っていた

そうだ 本当に辛い時
自分は誰かに助け 求められただろうか
きっと君も同じだろう
今更気づいても遅くて

伸ばした手のその先まで
果てしない距離だ
隣で笑える日は来るだろうか
遠ざかる記憶の夕焼け
その横顔ならいつでも遠く
遠くを見ていた

どれくらい先にいるんだろう
果てしない空だ
伝えることがあるんだ 行かなくちゃ
あの日より速く飛ぶんだ
もっともっと速く
もっともっと高く
追いつくから

本当は分かっているよ
そんなに思われていないこと
いつも君の横顔だ

いつか帰るつもりだから
そんな約束を宛にするのは止めにするから
一人にしないで
一人にしないよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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第三宇宙速度

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投稿日:2024/02/10 18:23:01

文字数:587文字

カテゴリ:歌詞

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