物憂げなだけの
夕暮れの中ひとり
しゃがみこんだまま
頬杖をついた

生ぬるい風が
髪を靡かせるのを
横目で追って
思った

ヒグラシの声に
子どものはしゃぐ声に
急かされるみたい
焦らされるみたい

このままそうして
僕だけ置いてけぼり
立ち上がれない
今も

「どうして?」そんな疑問
呟いてうずくまった
分かってる 答えはきっともう
だけど 分からないふり

変わってく
(その後には何が残ってるだろう?) 
過ぎていく
(それが怖くて分からないふりをしてる)
いたずらに
(早くも遅くもなく流れるだけの)
ひたすらに
(戻れない時の中でただ)


いつかのあの日を
懐かしみ目を細め
夕日が沈むの
静かに見つめた

生ぬるい風を
一杯に吸い込んで
夏の残り香
感じた

繰り返し続く
同じような毎日
それは虚しくて
それは寂しくて

そうしていつまで
僕は多くの人を
見送るだろう
今日も

「そろそろ行かなくちゃ。」と
呟いて立ち上がった
分かってた 答えはきっともう
だから 分からないふり

残されて
(ゆっくりと変わり行く世界の中で)
怖がって
(巡り過ぎるだけの季節が切なくて)
流れてく
(いたずらに身を任せているばかりで)
戻れずに
(ひたすらに時の中でただ)


「さよなら。」歩き出した
もう二度と会わないけど
またいつか 答えはずっとそう
だって 覚えてるから

変わってく
(その後には何が残ってるだろう?) 
過ぎていく
(それが怖くて分からないふりをしてる)
いたずらに
(早くも遅くもなく流れるだけの)
ひたすらに
(戻れない時の中でただ)

いつまでも
(変わらずに残ることなんてできない)
どこまでも
(過ぎ行く季節を怖がっているけれど)
だからこそ
(いたずらに流されるのをやめたなら)
ありがとう
(振り返るだけの日々にただ)

変わってく
過ぎていく
流れてく
夏の暮れ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夏の暮れ

Cepa様の歌詞募集中の素敵な曲に歌詞を付けさせてもらいました。
曲はこちら
http://piapro.jp/t/cWo3

先に進めないまましゃがみこみ、立ち上がって進んでいく多くの人を見送って、いつかの夏を思い出す。
さよなら二度とは戻ってこない夏、だけどまたいつか巡ってくる夏。
そんなちょっとセンチメンタル気取ってる感じの詞です。

結局、過去に戻ることはできないし、未来へ行く事もできなくて、色んなものの変化を恐れ、たまには過去を思い出しながらも、今を生きて行く「僕」の話。

もっと見る

閲覧数:356

投稿日:2011/08/16 22:38:30

文字数:808文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました