私を見ている目は 私を見てなかった
午後十時の円山町 事実は明白だった
赤いジェリービーンズを 舌の上で転がした
甘酸っぱいフレーバーのはずが
全然味がしなかった

あなたの口元が 何かをなぞろうとして
私は息を止めた 「死にたい」と思った

もういいや いいやって言えない子
ママの遺伝だし 私ドンマイ ねえ
もう一回、一回ってイケない子
そう最後の最後まで 追いすがっちゃう方
屹度 終わっても 終われない子なの

心はそこにあるのに 心はそこにないの
ブラックを飲み干して あなたは時計を見た
エスパーじゃないけれど 探偵的な立ち位置よ
謎は全て解きますの 私の名にかけて

距離感 虚無感 鋭利なものを握った
「これからあの子に 会いに行くのでしょう?」

あなたの心をのぞいたら
好きじゃない私が見えました そして
嫌いなあの子が 嗤っていました
こんな私を指して嗤っていました

よくある話 よくある話
誰かのハッピーエンドの舞台装置
赤いまま 溶けて消えていく
「それでいい」なんて 思うわけない

私はどんな 表情していますか
恋したままで 馬鹿みたいでしょ
そして あなたを不意に呼び止めた
何にも言えない私は恥ずかしい

もういいや いいやって言えない子
ママの遺伝だし ギリギリセーフ ねえ
もう一回、一回転 ねだっちゃう子
そう最後の最後まで追いすがっちゃう方
屹度 終わっても終われない女の子
ずっと終わっても終われない子供

私を見ている目は 私を見てなかった
それでもその手を取って 既成事実を重ねた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ENDLESS LOLITA

かしこ。のオリジナル楽曲の歌詞。

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投稿日:2019/08/14 07:27:23

文字数:667文字

カテゴリ:歌詞

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