(Ａ)
この世に生まれた瞬間に
この世で死んでく運命(さだめ)を背負う

命を天秤(はかり)の上に乗せて
軽い方から消していくルール

(Ｂ)
誰も皆平等と言った口で
自分と誰かを比べているね

僕ら違う生を受けたのだから
違っているのが当たり前

(サビ)
神様なんかいないんだよ
もしいるならとても意地悪だね
ヒトの命をゲームのように
サイコロを振って決めて行くんだ

(サビ)
平等だっていうのならば
なぜ君と僕は同じ痛みを分かち合えぬ？
絶望だって嘆いたところで
彼の耳には届かない

(Ａ)
誰かに救いを求めたって
誰もが見てみぬフリしてゆくよ

自分勝手なエゴを押し付け
気まぐれ次第で消されるルール

(Ｂ)
ヒトは生を奪う事に鈍感で
奪われる事には敏感だね

君の命を燃料(エサ)として貪り(むさぼり)
僕の蝋燭は燃え盛る

(サビ)
神様なんかいないんだよ
もしいるならそれは人間だろ？
自分達は「特別」と言って
他の生をいじくり回すのさ

(サビ)
平等だって言うのならば
なぜ君と僕は同じ最期を迎えられぬ
寂しいよと叫んだところで
二度と君には届かない

(サビ)
神様なんかいないんだよ
もしいるならとても意地悪だね
君の代わりに僕の命を
奪ってくれたりしないのだから

(サビ)
神様なんかいないんだよ
もしいるならそれは人間だろ？
ヒトの命を救うも奪うも
僕たちにしか出来はしない

僕たちにしか決められない