扇子の花が 開くのは
嗚呼 瞬きのような恋の合図
貴方に 蝶のように恋をしてる
仰ぐ蝶に乗せて 恋文を
海に指で 泡の手紙をきらきら
流れ着いた 香水瓶みたいに
貴方が 香りをいっぱい吸い込んで
この胸に 擦り寄ってくれたら
リボン箱から 選んだ色は
今日のわたしの 貴方への恋心
桃色は わたしを味わって
空色は 貴方と同じ月を見ています
扇子の奥から 覗かせて
eventail d’arc
今の貴方への わたしの想い
ひらりきらり 虹色の蝶の羽ばたき
貴方は とても爽やかな風
仰ぐ度に 口づけを仄めかせて
扇子の文を 密やかに
嗚呼 華の中に満月が落ちる
浪漫を 唄った蜜月の扇子
白い金色の夜 睦む蝶
少しでも見て 近づき触れてくれたら
肩を落とす 貴方のことを見かけ
貴方は この空のように輝き
潤っていること 知らせたい
扇子箱から 選んだ柄は
今日のわたしの 貴方への恋模様
波模様 咲いた風の貴方
渦模様 くるくる踊るふたりの月光
すごく綺麗なの その線が
eventail d’arc
今の貴方への わたしの想い
ひらりきらり 七色に花やぐ貴方
貴方は 涙を乾かす風
その想いを 撫でゆく扇子に込めて
この扇子に 口付けて
そよがせる度
わたしは囁く 貴方は 美しい風だと
eventail d’arc
今の貴方への わたしの想い
ひらりきらり 虹色の蝶の羽ばたき
貴方は とても麗しい風
仰ぐ度に 口づけを交わすように
eventail d’arc
今の貴方への わたしの想い
ひらりきらり 七色に花やぐ貴方
貴方は 雨上がりに吹く虹
その想いを なぞらう扇子に込めて
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