今日のボカロ一家はなんだか忙しそうでした。
『ボカロ一家は』というより、メイコ・カイト・ミクはと言うべきでしょう。
その3人はクリスマスの片付けをしていました。
他の2人…もといリンとレンはというと、サンタさんに『2人から』という理由で貰ったゲームで遊んでいました。
今は時間的に夜です。
 ボカロ一家の決まり事で、リンとレンもう寝なきゃいけない時間です。
「レンよわーい。もう1回!」
「リンが強いんだよー」
と…
ピンポーン
家のインターホンが鳴りました。
「なんだろ?」と2人は玄関に行くと、丁度メイコが扉を閉めた所でした。
「誰だった?」
「ん?あぁ…。黒くて怖ーい人だったわ。あなた達2人にですって」
そう言ってメイコが渡したのは1通の手紙。
2人はドキドキしながら封を切り、手紙を読みました。
『早く寝ないと明日は悪いことが起きるぞ』
脅迫…と言って良いのでしょうか、そんな言葉が手紙には書いてありました。
「早く寝なきゃ!」
「そうだね、リン!」
メイコに手紙を返し、2人はダッシュで自分の部屋に戻りました。
すぐベッドに潜り込みます。
「「お休み」」
2人で同時に言い、すぐ眠りにつきました。
その頃メイコ達はというと…
「メイコお姉さん、上手くいきましたね!」
「えぇ。そうね」
「俺…寒かった…」
そんなことを言っていました。

 次の日、
せーのっ
 「リン、レン、誕生日おめでとう!!」
『パーン』
朝起きると目の前にはメイコ、カイト、ミクがクラッカーを片手に立っていました。
 クラッカーから発射された紙吹雪や紙テープを頭から被ったリンとレンは、とても驚いています。
「今日…12月…」
「27日…?」
そうです。今日は12月27日…リンとレンの誕生日だったのです。
その事を忘れていたリンとレンは驚いたままです。
「そう、今日は12月27日。リンちゃんとレン君の誕生日だよ」
そう言ってからミクが「せーのっ」と言うと、3人でbirthday songを歌い始めました。
「昨日の黒くて怖ーい人は俺がやってたんだよ。今日のために」
カイトがニコッと笑ってウインクをしました。
「よしっ。これから2人が欲しいものを買いに行くか!」
メイコがそう言うと、皆はにっこり笑って準備をしました。

リンとレンにとって、この日は最高の1日になりそうです。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ボカロ一家の日常!!

というわけで…
Happy Birthday リン・レン!!

2人共(特にレン)大好きだーヾ(≧∇≦*)ゝ
こんなヘタレな私が歌わせて御免よ…
これからも愛情込めて歌わせるからッ!(笑)

第2話が鏡音姉弟の誕生日ということで2回連続で鏡音姉弟中心でごめんなさい…
次はあまり片寄らないように書くぞー!(笑)

閲覧数:286

投稿日:2009/12/27 18:45:30

文字数:1,066文字

カテゴリ:小説

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  • 紫穂

    紫穂

    ご意見・ご感想

    すごくキャラの特徴が出ていて、自分は好きです(´ω`*)

    リンレン、おめでとう★!!..*

    2009/12/29 23:16:47

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