海辺の売笑宿に人魚が勤めているよ
ヘソから上は魚でも下は立派な人のメス
サービス、マグロだけれどエラでする息セクシー

人の王子に恋して通販で足を買って
勇んで陸(おか)にのぼったらヘソから上にリバウンド
王子は魚が苦手 お城勤めはリストラ

通販ナンテ ソンナ モノヨネ
足指点字で睦言さ
魚ノ舌ジャ喋レナイケド
人ノ下アリャ食ベレルワ

一人ぼっちのイヴの夜(よ)、指名で人魚を買った
「正月は帰省をするの?」 指の書く文字ニッコリと
陸ノ暮ラシガ長イト故郷(コキョウ)ノ水ハ辛(カラ)クテ

「点字教えてくれた子 角膜 植えたら逃げた
 僕を指差して『化け物!』 元はメクラのくせしてね」
金魚みたいにパクパク 僕ももうじきフィニッシュ

人の心はそんなものだね
五体が揃えば欠けていく
死体のカケラ繋いで出来た
僕は魚の肉でイク

ゴムの始末をしながら片足間(かたあしま)語る指は
前ヲ向イテル人ノ目ジャ見エナイ角度、多イケド
アタシノ魚眼デ見タラ アナタノ縫イ目セクシー

家路でコンビニ寄ってクジ付きハガキを買った
空で満ちてる銀の月 ここらのイヴは白くない
僕の生まれた街なら空も地面も真っ白

今年はクニに年賀状だそ
明けまして とても御無沙汰で
今夜、売女(ばいた)にモテたんですよ
あなたの縫った傷跡で

もう恨んではいませんよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

フランケンシュタインへの年賀状、あるいは娼館の逆人魚

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投稿日:2013/01/14 13:35:33

文字数:574文字

カテゴリ:歌詞

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