市街地の果ての死骸地
半ば墓場と化した村
其処にあるのは一つの井戸
底にいるのは一人の少女
堕ちた少女が落ちた井戸
闇より暗い病みさえ喰らう
果てしなく不快で果てしなく深い
誰が呼んだか『人食い井戸』
泣いても鳴いても届かぬその声
少女は一人で今も泣いている
叫んで喚いて枯れきった声で
今も君を呼ぶ
酷い有様非道く無様
異端で痛んだこの身体
くるくる回る狂いに狂う
誰が呼んだか『井戸少女』
泣いても鳴いても聞こえぬその声
少女は一人で今も鳴いている
叫んで喚いて潰れた声で
今も君を呼ぶ
どうかしてる同化してる
闇の中で闇の中へ
ここから出たいそこから出して
井戸の外から井戸の外まで
泣いても鳴いても届かぬこの声
私は一人で今も泣いている
叫んで喚いて疲れたこの声で
今、君を呼ぶ
『さあ、おいで。』
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