見上げていた夏の空
暑いねと君が笑った
僕ら何処までだっていけるさ
曇りの無い晴天だった
知らない街知らない人
知らない言葉たち
ひとりぼっち
まるで透明人間の様で
茹だる炎天も僕を消すように
追い込んだ焦燥
後悔の末たどり着くあの海岸に
佇む影
ふと呼びかける声
意味など何にも解らないけど
分かるようで
君とあの日出会った夏の空
知らない景色を駆け抜けた
いつか二人交わした約束
曇りの無い晴天だった
目眩日々を辿ってたら
いつの間にか色が褪せた
蔑んだ今を捨て払って
まだ見ぬ明日へ駆け出すのだ
君の約束が朽ち果てる前に飛び乗った想像
極夜の身を繋ぐのは茹だる炎天と爽涼
反芻する言葉 まだ忘れられずに
「意味などないんだ」
と知ったならばよかったのにな。
君とあの日願った夏の空
やり直すことができたなら...
そんな後悔ばかり並べて
卑屈な生涯を送るのなら
癒えない思い全て払って
最高の解 辿ってくよ。
暮れた哀を声に変えてさあ征くんだ!
あの君の元へ。
二等星の煌めきを胸に
最終駒を進め往くんだ。
一瞬の希待を飛ばして
まだ…!まだ、先へ!
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