止まった秒針を見ていた 灯りのない部屋に続く静寂と
くすんだメモリの中で僕は今もまだ あの日と同じ歌 ずっと口遊んでいる

忘れようとした夢の続きを また追いかけてしまうのは
微かに残ってる君の熱を覚えてるから

鳴らしてもう一度!
その傷とともに産まれた旋律
途絶えても歌うよ!
もういっそこの声が枯れるまで
拙くていい 暗く狭い 世界の端の端で
ふたりぼっちの音楽を奏でよう

渋滞した孤独を誤魔化していた 置き去りのままの錆びた六弦と
滲んだ記憶の中で君が鳴らしてた あの音にまだこの胸は恋焦がれている

応えてこの声に!

掴み取った奇跡の続きを また起こせると思うのは
どれだけはぐれても 君と音で出逢えるから

描いてもう一度!
その傷も君が紡いだ物語
壊れても歌うよ!
まだもっとこの声が届くまで
間違えてもいい 深く揺れる ココロが示した音を
フルボリュームで

鳴らして何回も!
繰り返そうずっと忘れないように
歌うよいつまでも!この声が終わるまで
未完成でいい 淡く光る ミライの先の先も
ふたりぼっちで何処までも歩もう
君と僕で さぁ どんな音鳴らそう?

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ふたりぼっち音楽隊

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投稿日:2025/12/15 19:09:01

文字数:488文字

カテゴリ:歌詞

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