陰る月讀の 昇る天照の
支配が代わる空隙に狼煙を焚き上げ
唸る風神と 轟く雷神を
広がる空に感じたら
波を掴みましょう

心がまた零れ堕ちる
雨露の様に
儚い想いがひたひた滲み込む
此処は戦ヶ原

未来を抱えて 生き様を抱えて
常世へ旅立つ同志に花を手向けたら
西の夕暮れと 東の曙が
幾度と廻る幸運に
唄を紡ぎましょう

正義がまた剥がれ堕ちる
抜け殻の様に
移ろう願いがぼろぼろ崩れる
此処は戦ヶ原

消えてゆくのなら 流れてゆくのなら
たった一度の人生を大地に衝き立て
煌く希望と 穢れた足跡を
時代の絵巻に描いて
顕世に遺しましょう

命がまた乱れ堕ちる
夜桜の様に
数多の夢がはらはら舞い散る
此処は戦ヶ原

生きる尊さを 殺める虚しさを
心が修羅になる前に胸に刻んだら
広がる地平と 流れる群雲が
交わる彼の地で逢いましょう 
どうかお元気で…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

戦ヶ原

閲覧数:200

投稿日:2011/05/22 19:43:50

文字数:378文字

カテゴリ:歌詞

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