ぼっちファイト

ポケットの中のファイトマネー
よろしくどうぞと鳴らすゴング
はじめようかロンリーゲーム
独り遊びのシーソーゲーム
知らないうちに知らせる

Alice in wwwonderlan：D <HAHAHA

自惚れ才能の自己暗示
自作他演のオナニーショー
結局は凡人の自己顕示
みっともないわね　aa
センスの無い言葉遊びで

蒼白

やがて落ちる太陽を背にして
「あなた」は突然語り出すの
それは遠い国の物語
白い砂と青い空の世界
気をつけ前ならえをして右へと

詰め物

知らなくていいよ
私なんて
恐ろしい目であなたを見てる
不意に射抜かれて空いた穴
欠損部分は深く

妄想エンジンぶるくしゃあああ

本日もシュールマイペース
絶好調の妄想エンジンは
リアルと夢の間で
空回りを繰り返す
あああああああ、マイアミにでも飛べばいいじゃない

夢を目指した海賊は

夢を目指した海賊は
　　　　　　　　　　　　　　作詞：アイクル
でたらめな海図は　宝のありかを記している
夢を差す羅針盤は　風見鶏と同じ方へ
窓辺から見える　地平線の向こう

トモダチ以上、ニンゲン以下

環状線　別称　エアーシップ（飛行船）
青い紙飛行機を飛ばすの
感情選別症　メランコリック
軽い怪奇行　気を飛ばすの
全意見にサイリスター

優しい傷跡－君のために僕がいる－　第07話「それぞれの思惑」

「…ばか言うんじゃねぇよ」
メイトは扉を蹴破り、ミクをベッドに横にした。
その部屋は今までいた病室とは違い、いろいろな機械が置いてあった。
電源を入れると、画面に不思議な曲線が表示された。
部屋の奥には、ボーカロイドのボディがガラスの箱に入れられている。

優しい傷跡－君のために僕がいる－　第06話「逃走者、疾走者」

「……動くな」
「大丈夫、なにもしないから」
ミクはそばに立てかけてあったパイプ椅子を、
片手で軽々と持ち上げて、突きつけた。
明らかな戦闘の意。

優しい傷跡－君のために僕がいる－　第05話「欠けたもの、生まれたもの」

「ダビデの竪琴？　確かにそう言ったの？」
「ああ、確かに聞いたぜ」
ルコはぶんぶん首を縦に振る。
頭を抱えるメイコを、ルコ、雪子、帯人、ハク、ルカは見ていた。
「ダビデの竪琴といったら、精神を病んでいたサウルを癒した話が有名ね。

優しい傷跡－君のために僕がいる－　第04話「開戦の合図」

「あれ。めーちゃん、今日はどうしたの？
　毎週土曜日は一旦、帰るのに」
アイス片手にソファでくつろぐカイト。
その向かい側に、メイコは腰掛ける。
「お昼はいつも、雪子と一緒に買い物に行くんだけどね。

優しい傷跡－君のために僕がいる－　第03話「よくねるこ！」

生徒自治会会議室にて。
目の前に熱い緑茶を出されるが、動くことができなかった。
静寂がちくちく肌を刺す。
そんな状況なのに、飛び級の子は鼻歌なんて歌っていた。
本音デルが、机を挟んで座る。

優しい傷跡－君のために僕がいる－　第02話「噂のあの子、現る」

「あ、帯人。部活、何か入った？」
「…雪子は？」
「今のところ、入る予定はないかな」
「そう…」口元がわずかに笑む。
進級した私たちは、クリプト学園で大いに学生生活を謳歌していた。

優しい傷跡－君のために僕がいる－　第01話「胎動」

その日、雪子と帯人は大学病院を訪れた。
両手いっぱいの花を持って、真っ白な扉を開ける。
「よお、久しぶり」
部屋にはメイトが立っていた。
「あ、メイトさん。お久しぶりです。もう調子はいいんですか？」

優しい傷跡シリーズ　第三部「予告」

　優しい傷跡シリーズ第三部
　　　　　優しい傷跡－君のために僕がいる－
　　　　　　　許されない罪
　　　　　　　癒えない傷
　　　　　　　悲痛な叫びは誰にも届かない

優しい傷跡－魔法の音楽時計－　第28話「わたしたちの未来へ」

全てが終わった。
けど、なんだかよくわからない終わりを迎えてしまった。
アカイトさんが犯人かよく解らないけど、あのとき教会で
確かに彼の姿を見たんだ。
なぜあの場所にいたのか聞きたかったのに、彼は書類を盗んで