やがて落ちる太陽を背にして
「あなた」は突然語り出すの
それは遠い国の物語
白い砂と青い空の世界
気をつけ前ならえをして右へと
足を踏み出せば死ねる
長細い橋のかかった
白い砂と青い空の世界

いつかその国へ行こうと
笑う君を僕は見ていた
夢まぼろし語る君は
とうに世界を見失っていた

語れば語るほど増える世界
愛と魔法と砂糖でできている
「あなた」は今どこで何をしてるの?
僕にはわからない
ねぇ、聞こえてるの? そうなんでしょう? そこにいるんでしょう。

まるで死んだような目をしている
「あなた」が突然笑い出すの
空は遠くまで晴れていて
白い雲と青い空の世界
気をつけ前ならえをして左へ
足を踏み出せば生きる
境界線上を歩く「あなた」の
白い腕と青白いのほっぺ

いつかあの国へ行こうと
笑う君を僕は見ていた
夢まぼろし語る君は
はるか思い出に消える

語れば語るほど増える世界
愛と希望と未来でできている
「あなた」は今もここで生きている
僕の目の前で
語って話してと急かす「あなた」に
僕と君の話をしてあげる
「あなた」はただ聞いていればいい
僕にもわからないから
ねぇ、聞こえてるの? そうなんでしょう? そこにいるんでしょう。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

蒼白

死んだように眠る「あなた」と
思い出の中に生きる君と
物語を語ってあげる僕。

閲覧数:229

投稿日:2011/06/01 21:24:06

文字数:523文字

カテゴリ:歌詞

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