ria

桜 咲いて　(さくら さいて)
また春が来て　(またはるがきて)
梅の匂ひ香る　(うめのにおいかおる)
皺だらけの文握りしめ　(しわだらけのふみにぎりしめ)
今も待っています　(いまもまっています)
-1-
昔契りを交わした　(むかしちぎりをかわした)
幼き日の記憶　(おさなきひのきおく)
未来を求...

近づく君の腕が
私には遠く感じるよ
滅多に会えないのに
君と過ごすほんの一瞬で
長い気苦労が報われてしまうよ
出かける時も
遊びに行く時も
君の少し頼りない背中を
探してしまうんだよ
会いたい。...

白馬に乗ったキミ
ガラスの靴持って
「これ貴方のですか？」
私が履こうとする
「あれ、１㎝足りない」
今すぐ出直して　きてよほら(^ω^ )
キミはわずらわしそうに
靴投げ捨て
「続きまた今度ね」
部屋を出て行くキミの背...

蛍が光を灯し散る
この夏はよく
君と笑う夢を見る
今はもう届かない
君に歌を　捧げるよ
僕らが出会ったのは
ずっと遠い過去のようで
今はもう思い出せない
ただ一つだけ覚えているのは
君の手に初めて触れた温もり...

何もない　真っ白な場所で
僕は息をし始める
そこにはまだ感情など
一切存在しないの
君が赤を描く
僕の心は
情熱に燃えて
君が青を描く
僕の心は
凛と澄んで...

いつでもボクは　一人でいたけど
そんなボクに
軽やかなステップ踏みながら　キミは
一匹狼　なんて言われて
ボクは平気なフリをしていたけど
本当はね少し　そんな立場に
心の穴が　丸く空いていた
鈍感なキミは　何も気にせず
人懐っこい笑み浮かべて
「綺麗な顔だね」なんて言って...

朝日が昇る　そんな景色
もう見慣れたんだ
僕はずっと違う自分にね
会いたかったよ
ある夏の日 ねえ
君と出会い　僕は変わったんだ
少しだけ　視界が広がったんだから
あの時から僕は夢を見て
ずっとずっと光を追い続けて
新しい世界に近づいた...

君が望む未来はどこにあるの？
いつかなんて夢見るだけじゃ
何も始まらない
誰よりも自分を信じて
歩き続けることが怖くなって
手さぐりで進む先に
何かを確かめたかった
君が進む道は
まだ出来上がっていない道で
でも誰よりも...

君がいない部屋で僕は夢を見る
いつか感じたことのある
君と触れ合った温もりは泡沫のようで
湿った頬に少し手を触れてみた
すれ違い、空しいだけだなんて
嘘に決まっているじゃない
私は知っているの
君が時折見せる優しさを
気まぐれで自分勝手で
子猫のような君だけど...