タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(62)
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愛しいだけで
触れたいだけで
謀りだとか蛇の囁きが
耳につく
契約は未完成
不可思議な関係
いつからなんだっけ
あなたと会える放課後を
待ちわびてる
ᛁ ᛚ ᛟ ᚡ ᛖ ᚤ ᛟ ᚢ...アフタースクール
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忙しなさが心地良く感じた
朝凪は木漏れ日 揺らした
足音で歌った何気ない談笑
パステルで描いた空の色
サクラ サクラ
日常は夢に染まって
サクラ
もう怖くない
思い出を憂い 春は彩り
花の香りをさらった...みちゆきの花
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繰り返すだけで 意味の無い世界
きっと今更 何も出来ない
パステルカラーのドアノブを回し
やっと会えたね まだ走れるよ
夢の中で いつでも君は泣いていて
魔法は無くて それでも 誰かに
会いたくて 触れたくて 伝え合いたくて
愛されて 笑い合って 希望の数だけ
失くしたはずの愛しさは きっと巡り合う...ツナガルセカイ
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ワン・ツー・スリー・フォー ラブストーリー
裸足のままで私は走り出す
(I want you and sweet love story)
はじめは別に 興味なんて無かったのに
いつからか
視線合う度 ドキドキするのなんでだろう
ドラマの見過ぎとかかな
(I want yo...全力ラブストーリー
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子供じゃ出来ないメイクして
働け今日も ワタシ
期待の新星フルパワー
倍速ストレート
遊びも恋愛もしないで
今日まで必死に耐えてた
面接 履歴書 数え切れない
ようやく掴んだ 流星
ママとパパに恩返して
明るい未来を照らし出す...エンジン
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カラフルなリボンの海
色とりどりな模様のボックス
あっという間に0時過ぎ
まだ決まらないままで
迷 迷 迷妄
特別なものじゃなくて
偶然余ってただけだから
こんなに本気になって
バカみたいだわ とか
可愛すぎちゃいけなくて...おくりもの
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青空を通り抜けてく
透明な夏の潮風
照らし出す太陽が眩しいよ
次の角を曲がったら
ビーチと海が見えてくる
とりあえずカキ氷 おいしいね
夢心地はそんな長くない
限られてる時間の中
忘れられぬ思い出を
作って 君と分かち合おう...青のメモリー
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君の白いシャツの半袖と
君の肩幅から伸びる影の
半径10センチ以内に座る
心臓の音は走り続ける
何気ない感情の
フリしてる存在
近づけば遠ざけてる
ホントはずっと見つめてたいのに
I love youじゃ 伝わらなくて
I want youで 届かないもの...シャボン玉
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ふざけて撮った写真
大事に仕舞ってるずっと 引き出しの奥
ギターも買ってみたの だけどね
難しいこんなの 全然弾けないよ
音楽好きな君と 話したいだけだったけれど
繰り返すリズムに 息の詰まるハーモニー
知らなかった感情 抑えきれない
いつか君に届いてよ私の歌
つま先が感じてるリズムに乗って行こう
...STAGE
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いつもより早い朝を目覚ましが告げる
小さな牧場と風車
使い慣れた毛布だけが
部屋の隅に畳まれていた
いつもと変わらぬように
顔を合わせて話せるだろうか
下の階からは
コーヒーの匂い
ベーコンエッグを焼く音
鶏が声を上げ空は...この戦争が終わったら
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放課後に辿り着いてしまう
深い眠りが
覚めない様にずっと逃げ回っていたのに
黄昏に浸る教室が
焼き付いた少年に
告げた別れと後悔の焼香
いつから間違っていたんだ
いつから取り残されていた
どうして言ってくれなかった
こうなるって...業病
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感情や願いとか
そういうのじゃなくて
林檎が地に落ちるような
満たされた答え
脳内で決した最高裁判例
コールドケースだと宣う
時効も過ぎている
後悔は無いのか
無い
生命というには冒涜的だと思う...シャンバラ
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【第壱巻】
死者の國にて
終極
暗澹に揺らめく
織り成した羽を垂らして
虧月を模した眼が
潺を吊るし
詠う
応答せよ
応答せよ...ハルピュイア
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ああ若い頃は良かった
助け合いながら生きてさ
活力があってさ
昔はすごかったんだ
悪い事も沢山やった
輝いてたなあ
興味無い どけお前
早く死んでしまえばいい
未来の邪魔をするなよ
喋るな...老人街
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交錯迷走が腐りきり
抱く想定 調整 統計 亡霊
義務を成している
バーチャル幻想で二人きり
溶かせ怨念 饗宴 老年 ローゼン
様になっているか?
フェルメールの天啓画
ケルビーニの錬成者
ブルターニュの祭壇
合成音声の気持ちが...スカイスクレイパー
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切り取った青春を 繋いだ幻想
冷め切った現実に 焼かれてたんだ
蔓延った正論を 無碍にせんと夢を見て
コルク栓の自分も忘れ
「僕だって普通なら」
無いものねだりがクセになっていた
大人になれば無いような幸せがそこにあるのなら
向日葵畑泣いていたあの子の笑顔が見れるなら
言葉に出せば滑稽な飯事が僕を救...レモネード
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感情を出す事が怖くなった
見下されているようで
興味無いフリをした
表情すら機能を失った
嘘を付くツールになった
本性を消すように
全方位に気を配る教義
求められればNOがYESに変わった
足りないよな 不適切な発言だ
ごめんなさいは言えるかな...センシティブ
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飽きもせずまた
意味の無い歌を繰り返す
くだらない
戯言だ
【戯言】
死者の國にて
散乱している狂気
回覧している興味
本能を満たす情事
奔放を抱く老人...戯言及び外伝
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偽神を堕とせ 乖離し灯せ
慟哭の代償
舞い堕ちる花弁 灰に成る過程
生きることが罪過
もう奪わせない もう逃げはしない
Tragoidia Antique Nostalgia
呪いの輪を断ち切れ
その刃で
Dies iræ, dies illa
その日は怒りの日...ヨルムンガンド
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「間違っていないか その再現性も 関係も」
「そうなっても何か役に立つの?」
「夢なんか見ないで戦争をしようよ」
瞑想も読経も嗤って
嘆き合う者
アンティークと成った
旧文明禁書「概要」の
8128項の内容
「千変も時間も空間をも内包」
「信仰と祈り」...福音
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【序】
球体の、或いは格子状の
透明の、或いは極黒の
輪郭は無く(ただし、在るのだが)
全貌を視界に収めることすら出来ぬほど大きく
(ただし、視認することすら出来ぬほど小さく)
愚かで憎むべき、親愛なる木漏れ日の光よ。
呵責と謂う太陽を廻り続ける(便宜上)鬼達よ。
先に結論を記すならば、
「逃げられ...ヸシュヌ
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LOVE あなたの曲は
それを歌うけれど
その意味をまだ
私は知らない
音楽で人を救いたいとか
そんなのどうでもいいから
私だけを見ていて
青く輝く海とか
歌じゃなくて
あなたと行きたい...デスクトップアイドル
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排気に酔ったケーデンス
もう嫌なこと全部投げ出して
斯く濁った正義へ問う
あなたの話はつまんないよ
Cadence drunk in pollution
Let’s abandon everything you hate
And question the murky justice
Your sto...snooze
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当該カメラはエラー参照
海賊版パーツに潜んだトロイで
疲弊
サーモグラフィーに偽装コード
フォルマントはクラスターのノイズになって
0と1にならない
CQCQは応答無し
かえってメモリーの負担を増やすだけで危険
インデックスカラーはアンノウン
システムファイルのロケーションがまだ不明...ブラインド
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朽ちたる廃城に住み着いた吸血鬼の真祖
13の名と不老不死を持つ黄金の髪の少女
「外は危ないですから街へ降りてはいけません」
メイドの言いつけを破り抜け出した罰が下ったとでも言うのか
忌まわしきヘリオスの眼に焼かれ
灰になる今際 影が堕とされた
あぁ 無垢な顔 その優しさが
恨めしくて でも抗えぬ本能...オメルタ
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大きな背中をお見送りして
ギュッと(ギュッと!)リボンを結び直すの
広いお屋敷に来てから初めて(ステイホーム!)
一人お留守番なんです
長い長い廊下もピカピカに拭きましょう
お庭のラブラドールにご飯をあげましょう
あれれ洗濯どうやるの?
お皿、花瓶クラッシュ無双
もう帰ってくる…
「おかえりなさいま...キリエ
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「大儀名分は善悪の天秤に関与しない」
そんな分かったような顔して目の奥はギラついてる
「刑事さんあんた、いい歳なんだから無理はすんなよ」
代金とコーヒーのカップを残し去っていくトレンチコート
カフェの店員 コーチマン ドクター
老婆 道化師 身売り 僧
見当たらない じゃなくて本当は
あんたがそうな...アルセーヌ
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お嬢様
あなたがこの手紙を読む頃には私はこの世にいないでしょう
ご主人様達も亡くなって屋敷も焼かれて
これからは一人生きてゆくのです
もうドレスもテーブルマナーも何の役にも立たない
醜悪で卑劣な世界
心配でなりません
私だけはいつも傍におります
亡霊となってでも尚侍り
見守っております...セバスチャン
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日時計の針 真円の月
確たるものさえ ファンタズマゴリーなのか
アルバムの写真 昨日の日記
両親を名乗る 見たことの無い二人
かつて いたという私
かつて いなかったという証
冷めないまま 夢は現実になってゆく
何かが違うまま 違わなくなってゆく
箱の猫も 白い鴉もいないのなら
私が違うのかな...アンティーク
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母に血を落とし我が身は
名誉のため燃やすと誓おう
洗礼の日に初めてを
Errare humanum est
罪深き我々の目にこそ
主の御業は写るだろう
改悛の秘蹟のもとに
Abyssus abyssum invocat
祈り労う隣人に
慈愛と奇蹟を与え賜う...サクラメント