凪 なぎの投稿作品一覧
-
この胸の痛みがお前に解ってたまるものか
虚ろな目でただ宙を見つめてる
恋も夢も全部、どうでもいいんだよもう
つまらないよ
きっと意味ないよ
目を閉じても眠れなくて 冷えた窓を少し開けた
澱んだ空気に飲み込まれそうで
狭い部屋を満たしていく
冬の夜気と生活の音
心はただ擦り減っていく日々です。...心が軋んだ夜に/初音ミク
-
誰もいない影を纏った部屋で
しんとした朝に目を覚ました
渇いた喉じゃ
君とのさよならも上手く飲み込めないなぁ
曇った天井と味の無い現実を見る度に
胸の奥を握り潰すような苦しみで息が止まりそうになる
さよならの日が来ることも 後悔は募ることも
全部分かってたはずなのに
どうして戻らない日々を大切にでき...月影-歌詞-
-
花埃舞う川沿いを 目を逸らしながら歩いた
柔らかい四月の風に 屑になった夢が散る
もしも君のことを何も知らなければ
愁いも、虚しさも知らずに済んだかな
嗚呼、瞼の裏咲う君を描いた
あの唄も今じゃ唯の紙屑だ
もう捨てて仕舞おう希望も未来も
零れて仕舞うくらいなら手離したい
儚い夢は塵のように はらはら...四月の夢埃
-
寄せては返す 波のように
脳裏に咲いたのは
今は遠くで過ごしている君との想い出
変わらない儘のものを憶うよ
街の景色も人も
変わらない儘じゃいられないから
ふわり空に 二人の藍が
色褪せてきたとしても
手は離さない儘でいたい
何度目の春が来ても...花一華
-
二人で歩き慣れた道を 今は独り歩いている
いつもの駅までが自棄(やけ)に遠く感じる
心に空いた穴はきっと 貴方が逝ったから
醒めない夢なんだと思わずにいられない
言葉にならない程の痛みが
暈を寒茜色に染めた
あの時みたいに話がしたいよ
馬鹿みたいな話を
泣いたとて出来やしない
貴方がいない世界で冬を...無感覚 / 初音ミク
-
深い海のような夏の空に
足音も立てずに君は溶けた
ずっと水面の底に言葉を隠して
傷みを避けてきた
今更あの時なんて思ってみても
風が運ぶ夏の暮れの香りも
もう二度と君には伝えられない
言えずにいた藍色の言葉も
花束と涙が枯れた今も
僕はまだ虚な心のままだ...藍色と花束
-
ただ息をしている事にも疲れた
叶いもしない夢ばかりを空に描いている
揺られる電車の扉の窓から
流れていく街並みを見ていた
代わり映えのない風景に紛れて
虚ろな顔をした自分が映っていた
跡が残るくらい積み重なる劣等感
人並みにもなれない僕が嫌いだ
色褪せた空に夕景が浮かぶ
何もできず闇の淵に唯落ちてい...茜心中
-
天色の空を隠すように雪溶けの雲が掛かる
前景で揺れる藤波を独りで眺めている
思い出がういた瞼の裏側
今もあなたの影で滲んでいる
忘れたいけれど忘れられないんだよ
あなたの優しさも温もりも
下ろす手のひらに残る空の温度
まだあなたがまつ姿を探しているの
あえないと知りながら
垂れ下がった日々がそよいで...ウィステリア
-
心臓が宙を舞った鉛色の雲の下
無機質で肌を刺すような風が優しく背中を押した
生き苦しくなってきたんだ
数え切れない程の言葉を飲み込むうちに
その自分を観る度に
傷つかないようにと
茜一滴混じった肺の中で生まれた声
内側に閉じ込めた
痛いのは嫌だから言いたい事は全て押し殺した
そんな意味ない事したくな...ハモン 歌詞