タグ「応募用」のついた投稿作品一覧(32)
-
お得意のレアチーズケーキ工房
まだない、もうない
二度と味わう機会はない
さよなら
ありふれる日常だし
惜しまずにあたえて欲しかったんだよ
今さらだけれど
欲しかった
足りない言葉とうつつに呆けて
いつか忘れてく君と...おあいにく様
-
シガレットケースと取り出すローズリップ
路駐してるサイドミラーに頼る
厚くオーバーラインはデフォルト
軽めに応答して
ファルカタの如く吸い尽くしてよ
スイもアマイもまだ奥深くにある
覗き見るなら息を吐き切って
そして、水中に飛び入るほどの
覚悟と知る
週末の油断と摂り込むローズヒップ...OLD ROSE
-
放射状に滲み沈んでく
ブラウスボタンほどけて落ちた
ベッドの下に見えなくなった
結えないままのカフス揺らし
凍るハンドル握ったら
リズム良く紅潮してく
君の待つ呼吸追いかけ
悴んで赤くなる手
きゅっと隠してしまったんだ
言葉さえ悔い病む凍もる月...モノクロアオハル
-
なんの話ししてたのか思い出せないな
減った踵鳴らして またすり減らしていく
どんな毎日も行据え明後日
平等につづいてくの?
モスキートビート宙漂う
かたち、しぐさ 変則ゆえに擬態
いちごの帽子被った天使は
僕をみて踊る トゥライミタイミライ
ゴミに紛れすさむばかりじゃ
的を得ない つまらないんだ...トゥライミタイミライ
-
スポイトからケミルティ滴下
今は黙って声掛けないで
袖丈長く巻き付いてるわ
白い煙りモウヤダッ.. テ
格子伸ばす色彩入り込む
ミルクティー
甘い視線
グラニュー糖までもう少し早い
ビーカーを温めましょう
教室ふたりきり待って...ケミルティ
-
好きなモノの山に沿って
互い違う谷 増えて
待ちくたびれて鳴り止んでる
時計の中みたいだ
傷つけるほどに焦がれた
君のついた嘘だって
こんがらがってキツくなったって
繰り返しまた解いた
声に出したって消えはしないことを
何度言ったって伝えきれないままに、また...Signal
-
手探り降りる螺旋階段
身に受け捧ぐ乱数は
サイコロを転がすより早く
僕を取り込む
素敵なにおいするほうおいで
手招く先に乱舞する
迷うたび目隠しで握った
あすを振りかざした
(あすに) 虹を (掛ける) 雲は
(少し) 冷えた (僕を) 見てる...夢幻軌道
-
辛辣に君を定期購読
指間を掻きむしり落ちてく
ごちそうさまとか言えば良かった?
雲間にあざむき無くし 顔伏せた
ロールプレイングゲーム暴徒化
中断も再上場劇も
指さき転がし操って
リセットしたらしれっと再開さ
夜のクライ暗いままに
クライマックス...クライマックス
-
ワイン飲み干し 逆なでるうぶ毛と
ワインレッドに 波打つ筋キレイ
なぞる線上 巡り得ぬ私情は
細やかに針を刺す
鏡寄り添い かざす性(さが)は
起床いぶし 影を伸ばす
どんな夜も 越えてみせる
それは幻想よ
ベルベット越しにうつろう
見間違うほど色付けるばかりで...veludo
-
覗き見たい テレビの奥
七夕ゼリー じゃんけん大会
声揃え 掛け合えば
ほら
僕は その中に踊るよ
シャラタンタンと まわったら
会えない誰か 幸せ
覚めない夜潜って 夢だけを
目指し突き進みだしたトンネル
寝ぼけた顔 おはようの挨拶...シャラタンタン
-
翼に隠し持っている 瞬く時間
偏西風掴み 乗り込んだ
いまだ!
茜色燃ゆるあす 待ってろよ
Moon
憧れてる ねずみは泣いている
雫を照らす茜 手首締めて
僕の喉頭
振れて歌声を 響かせだしてゆく
昨日に隠し持っている 焦がれた時間...Moon
-
誘いだした新気流
迷い奏でる蜃気楼
言づて吹き込み合って
明日を迎えましょうか
冬季外れを厭わず
あなたは雪みたく白く
もしや童話の妖精か
非なるものか
妖艶かつ個性的
歌い踊れば知性的...Powder
-
テラス席座り
重ね合うふたりの景色は
セピア色の紅茶と冷めだしてゆく
つぐんだ言い訳さえ
分け合うイヤフォンみたいに
そっと仕舞った
帰りに咲く星
あの夜に指さき繋いだ
毛糸端の星座に良く似てるから
ほんの少し笑えた...ライン
-
鏡越しで目を合わせて
不揃いな毛束預けた
肩下の距離で触れ合って
矛盾と嘘で愛して
また拗ねたフリ
強がった視線甘く
移り気分乗せ送信
季節の前線明けず
ど真ん中を交信してるの
鏡越しで遊んでたら...スリーコード(仮)
-
クラシカルライン
乗り込んでとらえた 気配は
透けていく足音 追えずに
こぼれた
後の祭り なんて覚えてなお
後追い
苦虫押し込んで 奥歯殺め笑う
肩組んでる夕日 遠い日々落として
振り返ることさえ 失うばかり...ミネラル
-
ぬるま湯でそっとほぐして
火傷のあとが痛まないよう
言葉反って帰れないよ
見破ったなら くすり塗って
結いだ先危うく
あなたには発(あば)かれそうなの
繋いだ視線離せないから
器用に後ろ解(と)いて
実は少し冬が楽しいのは
澄んだ景色とあなた見てるから...冬が好きな理由
-
Near
いっこのポッケ絡まって
見上げるハイクラス宇宙船
ゆらふわふらって触れて
隅までイロイロあやし尽くしてね
口移してく新色甘味
分け合ってるの
混じり合わせてるの
助走つけて君と飛んでいって
呼吸繋いで遠くから地球を愛でたい...MILKI
-
汗を弾く君の素肌
向こう側 キラリ
笑んでビーズ追う
星屑 瞬きを待てずに
急ぐその姿に
いつかの僕見ている
夢を見てる日
きゅ... と重ねた
追いつけないよ
日差しには月明かりは...あと一歩、生きて
-
そろえる呼吸は星空を辿る
望遠鏡頼って
溶け出してく
シロップ境界超えたならば
指先に伝い優しくなぞって
折り返す角度まで
一緒に進路取って
ふたりだけのリボン結おう
ぐるぐるに回る視界は
プラネタリウムみたいだね...プラネタリウム
-
おてんば頬張った
みずき先に実った
五反田居座ったや
三日月(みつき)先祈っラッタ
この恋怖気付いた
ついさっき参ったんだ、YO☆
さぁ踊れ マイムマイム
クライだ
本能をえぐる 痛みは何者だよ
さまよい病むしぐれに涼しげ...マイムクライ
-
悪びれている 小春めかしこむ日は
踵にスペア持って 走り出そう
夢に貼る付箋には 何色を塗り込もうか
言葉たち落とし込みながら
枯れる声さえ 飴細工流し込んで
見たことのない 色混ぜ透き通って
桃色ならば当たり前なのよ
織り馳せたのならあぜて?
空の匂いに 小春日被うまぶたは
汗に紛れるのなら 日差...ツグモモ
-
折り返す日々 織り込む日和(ひより)
あなたの音色 解き明かす
羊の背中 寄り添うように
指折る藍が 途切れぬよう
跳ねては たわんで
押し返す様(さま)は
果たして 揺らいだ未来は
足踏み 辞まないな
止まらない
Ah 抱え込む荷物に 気触れず...羊飼いII
-
くすり指なぞる 君の唇から
カシス味リップ 僕へと "CHU" 共有
触れだすギリギリ コートの袖口は
人混み待ち 小指を結わった
歩道の上を 吹き抜けてく
季節の端に 見えなくなりそう
空駆ける白 飛行機なのかな
逸れてる渡り鳥!?
公園で冷えてるベンチ
心地よく体温冷ましたら...KYO-YOU
-
落ち葉経ちゆき 新雪鳴らす
歩道を奏でる ふたりの足跡
声の色さえをも 高さ揃えて
さぐり合っている 柔く青く
あなたと夢を 叶えたい
思いを きゅっと ひだり手に送る
そんな わたしの手を
どうか 握り返してよね?
影の高さだけ 揃えられずに
少し迷ってる ふたりだけど...ゆめをつかもう
-
目尻下げ笑うあなたの背中と
恋に夢みてる
川辺には季節を忘れて
たんぽぽ綻び咲きだしている
あなたとわたしの距離
いまも変わらないままいるけれど
どんな毎日を今日まで
どれくらい過ごしてきたでしょうか
こんな毎日 あなたは
どんな笑顔見せ過ごしてるでしょうか...ウサギボタニカ
-
たゆたう笹は 旅する小舟を
猫は探す ふしぎなくすり
四角い耳を 尖らせたい
皆と同じように 勇ましくと
旅する日々は さまよう視線は
猫を晒す 見飽きた世界
四角い耳を 手放したい
月へと舵取り 進め 進め!
揺れる星の水面を 月のひかり追いかけ
小さな貝を 櫂(かい)にして...タイトル未定
-
フラフラ フラフープまわし 眺める
あなたとみる夢は 今日もふくらむ
あんまり急いで
おとなにはならないでね
ゆっくり じっくりとね
育てて いこうよ
タッタラ タッタラ
あなたの口笛に併せて
歌いだす
タッタラ タッタラ...BUTTER −すいみんクラブ−
-
「君は強いね」 昨日の言葉
冷えた淵 ぐるぐるなぞっている
ほんの少しの スティックシュガー
溶かせずに カップの底へ沈む
もう見えなくなっていくの
雪雲は透かした
ふたり帰り道に繋ぐ手
おそろいのスニーカー
スキップしては
立ち止まってキスしたり...Slowly
-
白いホースのしっぽを
ほうきがわりまたがって
この空へ飛び立とう
遅れた粉雪 鼻先溶ける
落ち葉踏み鳴る 季節のあと
ふと降り出す ぼたん雪積もって
雪だるまのフォルムになる
汽笛鳴らす 線路沿いに
並べちゃおうよ、ね?
あしたの天気さえ...Spring
-
リップスティック Kissしてシェア
イチョウ並木潜って
チークはギュッと Hugしてシェア
木漏れ日避(よ)け 照れてるわ
違う時間に はぐれてる
君のくつ音 みつけたら
小さくはにかむの
同じリズムに 合わせてる
君との呼吸 嬉しくって
たのしい気分になる...シャラシャラ
1
- 2