タグ:片思い
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A
濁りきった幸せを
手のひらに掬いとる
指の隙間溢れた涙
このまま堕ちてゆくの
流れ着いた先で
君が居るから
B
足首そっと柔らかく
撫でる波に導かれる...愛の海
古蝶ネル
頭サビ
さよなら僕の好きな人
明日から君は誰かの恋人
A
出会いは突然で
運命めいた偶然で
窓の外舞う桜に
見とれていたら目が合った
遅刻常習犯の君と
桃色した春の朝でした...恋の花
古蝶ネル
A
嗚呼、今この夜がさ
永遠に息を止めて
シリコンの海の中に
沈んでしまえばいいのに
B
寂しさとか不安さえも
二酸化炭素に溺れちゃって
ネオンを反射した横顔
ただ傍に居るまま...ハーバリウム
古蝶ネル
声に出さないさよならを
告げるように消えるライト
暗闇の中愛とは遠い何か
重ねるように口付けて
おとぎ話みたい輝く
ラブロマンスにはなれない
間違いだらけの恋
それももう終わりになる
食んだ耳が寄せた額が
繋がる指が伝わる鼓動が...私だけのラブロマンス
古蝶ネル
A
嗚呼、あすになったら
君を嫌いになれるかな
嗚呼、今日が終わるのに
まだ好きが消えてかない
中身が無くて穴だらけな
「すきだよ」甘い囁き
騙されないよ、もう
B
心に決めたはずなのに...ひらがな
古蝶ネル
A
必至に縋りつく背中
手を離したら消えそうで
優しい笑みも言葉も全てが
私のものでなんてないから
B
いっそ壊れる程に激しく
愛を伝えてしまおうか
冷えた心の端にも
触れられなくても...夜に溶けた雫
古蝶ネル
A
君には白が似合うよ
カバンも服も部屋さえも
白が侵食した日常で
黒がよく似合う貴方だから
夜になると思い出すの
暗闇に重ねた愛を
B
女の子が憧れるドレス
同じ色のバージンロードも...白と黒
古蝶ネル
A
「このまま居たってさ、
君を好きになることはない」
タバコをふかす憎い横顔
夜の景色に溶けた煙に
私を重ねもしないでしょう
B
散々嫌気差す程に
跳ねたマットレスはぬるい
開け放った窓の向こうでは...見えない明かり
古蝶ネル
A
「どっかへ消えちゃえ!
彼女だって作ればいい!」
服の袖を掴んで泣き叫んだ
夜道に響く醜い声と
化粧が崩れた私のこと
心ごと抱きしめ攫う
ってねぇ…ずるいよ
B
微笑みの裏側さ...君中毒
古蝶ネル
頭サビ
噛んで、噛んで、
耳も首筋だって。
噛んで、噛んで、
咀嚼した想いを混ぜて。
噛んで、噛んで、
心の奥深くまで。
A
舌先が皮膚の表面を撫でる
粘液とか粘膜とかドロドロ...噛んで
古蝶ネル
頭サビ
胸が痛んでまた苦しいのに
隣に居ることを望んでしまう
たとえそれが一瞬だけでも
綺麗な横顔に見惚れていたい
A
寂しさ抱えた夜を照らす
名前も知らない会社の灯り
いつからか視界に入る度に
貴方のこと思い浮かべてた...無機質なライトに見惚れただけ
古蝶ネル
君を想って抱いた恋心
誰かへ使い回せないかな
君を想って抱いた女の子
笑い方が似てる別の人
「他の子が好きでもいいよ」
優しい嘘に甘え誤魔化して
思っていない言葉口にする度
翳る顔にぎこちない笑顔
体を重ねキスを重ね
歪んだ心埋め合わせて...想いリサイクル
古蝶ネル
A
ゆらり揺れたピアスねぇ
可愛いねよく似合ってる
だけど口に出さないのは
彼があげたことを知ってるから
B
嗚呼ほんとは言ってしまいたい
それを選んだのは僕だって
君が片思いしてる彼は
他に好きな人がいるって...クローゼット
古蝶ネル
頭サビ
君が隣で眠ってる
これ以上の幸せはないだろう
君の隣で笑えてる
朝なんて来はしないのだから
A
「最近どう?」なんて
気になってなんか無いくせに
会うための口実とかね
探るバカな所が愛おしい...CO2
古蝶ネル
【1A】
胸が痛かったの 側で君が笑うから
チクリ赤い花が ひとつ咲きました
欲しかったの 君の甘い微笑みが
指を絡ませた荊で 抱きしめたい…なんて
【1B】
真実の愛など知らない
幼子のママゴト遊びなの
届かない光に 焦がれて 壊れても
夢を見ていた...初恋イバラ姫【作曲:コウモリノート様】
つきふみ
サビ
『彼女が出来たんだ』
割れた画面にメッセージひとつ
開かないで放置していた
わざと溜めて置いた友達の
LINEにゆっくり返事してさ
落ちそうな涙を堪えて
「お幸せにな!」
思ってない嘘吐いた
A...親友
古蝶ネル
「好きになっちゃいけないよ」
頭も君も言ってるけど
「好きになってしまったよ」
私の心泣いてるよ
初めて会った瞬間に既に
奪われ尽くしてしまったの
もう遅いよ何度もキスを
重ねてしまったあとだから
声とか瞳とか、ねぇ
ずるいくらいタイプなの...地獄の底で君が笑ってる
古蝶ネル
サビ
好きって言ったって
1ミリだって
届いてないって
分かってる分かってる
やだって飲み込んで
一度きりなんて
深いキスをして
A
明日が来る前に...9:00 p.m.
古蝶ネル
声に出してね
好きを伝えたら
きっと終わってしまう
だから声にね
しないのアイラビュー
終わりが来ないように
いつもいつだって
会いたいだなんて
言えやしないのよ
いつもいつだって...声に出さないアイラビュー
古蝶ネル
アタシ貴方だけの応援し隊!
よろしく押忍×2オー!
ほらフレフレ・ゴーファイオー!
頑張る貴方が大好きよ
今日もお疲れナイスゲーム!
来週は憂鬱な試験ですね
順調ですか?どうですか?
「こりゃダメだ…」酷い有様
でもやるっきゃないからね
そんな時は名前を呼んで...アタシ応援し隊!貴方応援歌☆
古蝶ネル
好きになるのに理由が
要らないならアタシ
好きになって
嫌いになるのに理由が
必要ならアタシ
嫌いになれないね
きっかけとかもう憶えてない
ただ息を吸って吐いていた
目の前の景色に同化した君
いつからか輝いていた...君の「好き」になりたい
古蝶ネル
A
静かに吐き出した息
澄んだ夜空へ消える
目の前に居る君は
掴めない程遠く感じる
どうすればいいかなんて
初めから分かってる
どうしたいのかなんて
私に聞かないでよ
B...醒めない夜
古蝶ネル
頭サビ
温い風と髪
湿る視線の先
静かな貴方が
悪夢みたいな夏の日…
A
揺れる車内に二人きり
重ねたのは嘘か掌か
交わす言葉すら手探りなのは
脆い関係へ足並み揃え...夏の日
古蝶ネル
君にとっての私は何ですか
私にとっての君は愛ですが
「今日ね、告白されたよ」
嫉妬してくれるかなって
でも君はちょっと笑って
「良かったね」だなんて
涼しい顔で言っちゃった
私みたいなイイ女のこと
簡単に手放しちゃうなんて
バカみたいだね、だから...私の存在、君の存在
古蝶ネル
「別にいいよ」って言葉の裏側
隠した気持ち分かってるクセに
意味ありげな問いかけとか
ズルすぎる二択問題って、ねぇ
どういうつもりで聞いてんの
たまに何も言えなくなって
だんまりしてみちゃう時も
全て見透かして微笑んでさ
その最低な所が…好き
救いなんてないし...嫌いになりたい
古蝶ネル
″どうしたらいいんだろうね″
分かりきった最適解
選ぶには私まだ弱くて
何度も悩むフリをした
好きな時に好きな場所で
隣に居られないこと
それが全てだって知ってんのに
私だけが憶えてる
小さな約束と言葉
悲しくなるの...初めから
古蝶ネル
首元に噛み跡つけてよ
君の物って分かるように
何度も抱きしめられたから
もう君に合わせて体歪んだ
幸せって奴からはきっと
遠くかけ離れてるけど
それでも良いんだよ
まだね傍に居れるなら
どうしようもないほど
拗らせちゃった恋をした...名前のない僕ら
古蝶ネル
気付かないふりをするのなら
最後まで嘘をつき通して
気付かないふりをするのなら
初めから私の手を引かないで
数時間後が今になる
その時に貴方はまだ
傍で眠っていますか
飲み込んだ言葉は
大きすぎるから
嗚呼喉が痛むんだ...私の想いは貴方が決めて
古蝶ネル
A
「大嫌い」「最低」
「もう知らないよ」
何度も繰り返し思った
何度も泣きそうになった
でも「やめたいな」なんて
掠めもしなかった
B
ずるい程に甘い笑顔と声
優しく強い腕に抱かれ...君と堕ちる夢
古蝶ネル
サビ
君は救えない程最低で
私笑えない程最悪で
最早お似合いだと思わない?
だからいつも通り何も言わないで
何十回目かのキスをしようか
A
明日になれば劇的な
変化遂げたりして
急に真面目な顔ぶら下げて...最低で最悪なキス
古蝶ネル