灯花の投稿作品一覧
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燃える空に手招きされて
懐かしい過去として
消えていく私
恨まれた日々もあった
選ばれなかった、心の罅
永遠だと信じた世界は
放映を止めて終幕した
死にたかった夜も
大嫌いな朝も、もう来ない
それが幸せだというのなら...幻鳥
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内心、気に食わないと思っていた
天井の糸
目を合わせようとして
何度も背けた
昏い瞳
人と生まれて
最大の幸福は
人柄だと
何度言われても
変わることは無かった...傀儡メモリア
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凍える視線の中で
悔やんでいたの
反響する、声
痛みが消えない
この胸に残っている
氷の壁、あなたと私の
たくさんの思い出がこの背に
愛と命が弾けて飛んで
踊って歌え虚勢のdance
囚われの心凍えているのなら...絶対零度の叫喚
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有害指定食らった私は今日も此処にいる
仮初の天使?どうでもいいわそんなこと
渋谷の路地裏 ディスコホール
高いお酒と最高の音楽を私に頂戴
レイヤー、幸福度
そうね
救いは身体に求めて
キラキラミラーボール
時が私を縛るの
気持ちいいのよ、...マリアインデスコ
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意味も無く生き続けて
そろそろ終わりに
私は生かされることで
存在を失っていった
供給される花束、お見舞い
逆流する、感情
自己愛が日々増して
此処に置いていくのなら
どうなっても知らない
私の矛盾で君の命を捧ぐ...君の命を捧ぐ
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上手く生きたいと日々思っていて
藻掻き続けて此処にいる
心地よい電子音に浸って
身を寄せる縁も無い
遠くの部屋から微かに聞こえる
壊れたスピーカーの音
知らないバンドのギターの音
また今日が終わる
電球が割れた
また暗くなる部屋で...ロンリーベクター
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紫の煙が隠している
醜い私たちの視界
笑わないでよ
苦しい 卑しい
湧き出す希死念慮 暗くなる
もはや価値などない、私の生
何かをする熱量は既に無くて
溜息が止まらない
傍観者は椅子を譲らない
其処にいれば楽だろうな...幻想煙草
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気が付けば此処にいて
湿る心、後悔の連鎖
求愛する赤子のように
上を見上げて呟く
その姿に見惚れている
影を感じた
そんな気が
消えてしまいたい
顔を沈めて息を止めた
悲観や不条理、違和感と向き合って...MIRA
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月の引力が私を自死へと誘った
あなたを埋める矜持は潮風に浚われた
機械的な命令
かつて背を向けた太陽で眼球を焼いて
メーデー掠めた銃弾
雑音が圧出されて燃えている
私を埋める虚栄、轟音
遊泳禁止、孤影映る果ての
鴎の旋回があなたの心の穴で
浸かる黒炎...遊泳禁止、孤影映る果ての狭霧
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昏い焔が私を焼いた
悦楽と狂気に満ちて
過ちの果てが此の儀式で
失われた記憶の果て
安置された銅像
飲み込む薬物
凡人と思想家
愛しています
此の世界も神も
無くなってしまった...或る命
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紅い月を見て思った
此処はディストピア
生れ堕ちた
期待外れの未来
なんてどうでも良くて
あなたが映る過去も消えて
知らない国の悲劇
其れは絵本の話?
或る下界では
少女が身売りをしていて...紅眼エンジェルダスト
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お菓子のお城を俯瞰して
甘い猛毒の花 アングラ
笑う月 赤く燃える太陽
愛した人 目が眩んで
心を失くした少女への特効薬
おもちゃ箱
倒れた木馬に実際的なエゴを
私は楽しいことがしたくて狂ったの
アララカタブラ 廃墟の街
雲一つない空 美しい世界...アングラートイボックス
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病蔓延る旧市街、崩落
救世の天使は煤けていた
遠くの跫音、滲んだ視界
合うことのないその視線
浮遊している感情
笑う数多の顔
其処彼処で起こる
自虐、劣等感
低空飛行のクレーエ
突く生芥...黒鳥、旧市街の空隙にて
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光が差し込んで
眩しい
現実との狭間
暗い天球に独り
取り残され
歌を響かせた
空しい歌は
空間に溶けて
私を刺すナイフになった
存在痛覚...リリカin天球
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徒爾に終わる人生に
映るのは何時も他人
祈りを捧げるのは
不実の人形
終わりの朝は
此処だった
暗い地下牢の夢
時計仕掛けの運命を
呪い続け
落日、紅い瞳の少女が見ている...Schuld
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世界の境界で
時が動き始める
さぁ始めよう全てを
未来を創る
神が私に告げた明日を
神託
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ディストピア
例えば世界が終わったとして
もしも過去が塗り替えられたりして
それでも
「あなたは此処に残るのですか?」
時計の針が折れるほどの復讐劇
何処かで
瞳に映る、反転世界
堕ちて
抑制...終焉
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夜空の下 会えない
君を思い出して
月明り 思い出
この街のどこかで
祈りを神に捧げて
それが何になったというの
LALALALA....
姫なんて呼ぶから
LALALALA....
遠くなってしまう...Princesa
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都市の瓦礫に立つ
私達に高額な絵画
命の尊さ、描けない未来図
上空を舞う鳥たちが
死体に群がっている
何の為に生きる
其れも解らない
禁忌は朽ちて、秩序は崩れた
夜明け前、昨日望まなかった
明日が...神の墓標
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MIRA
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幻想煙草
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最愛の日々にアドルムを一錠
諦めた未来が今此処に
心臓を失くした少女が嘆く
「死んでしまえばよかった」
あの時
行き場を失くした野良猫は
今日、トラックに撥ねられて
死んでしまった
昨日、芥を突いていた黒鳥は
おもちゃの銃で殺された...少女、新興街の寂寞にて
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スーサイドエンジェー
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神の墓標
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神託
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Schuld
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或る命
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ねぇ此方においで早く来て
さよならは初めまして
天使が笑った先が地獄なんて
冗談はやめて笑えないわ
不安定な過去を遡る
認めてしまった恥辱を
綱渡りの人生
鉄の海に沈んだ私
ただ押し殺すだけの日常
灼眼が語る...スーサイドエンジェー
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Krähe
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ワールドエンド・ディスティニー
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黒鳥、旧市街の空隙にて
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リリカin天球
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終焉
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マリアインデスコ
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君の命を捧ぐ
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