ブクマつながり
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おおきな石 ずっと昔からある石
わっかになってる でもそこに在るだけの石
おおきな石 巨人さんが運んだ石
魔法使いが作った 古い古いお話の石
おおきな石 何も語らない石
今も昔もただ立ち続ける ウィルトシャーの平原の石
おおきな石 今朝も変わらない石
また かかと石から お日様が昇る ...ストーンヘンジのうた
Adolf
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存在意義が進化して 本当の夢 叶えたいよ
空の果てで 羽が舞って 白と黒が馴染んでいく
地平線に沈む太陽 闇を呼び覚まし
星たちの声 耳に届くだろう
夜の海に昇る月を 光らせてるのは
他でもない 例えられない力
迷う心 捨ててしまえ きっと分かり合える
導かれるままに
感覚的な運命で 11年も待って...黒点周期 -Sunspot Cycle-
そそそ
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いつから僕との時間 作ってくれなくなったんだろう
いつから僕のこと 気にかけてくれなくなったんだろう
僕が思ってること 何でも分かってくれていたのに
君の心はいつの間にか 僕のもとから離れていった
(ちがうちがう)
伝えたい想いが伝わらない
僕の眼を見て
(ちがうちがう)
そんなこと言ってないよ
ど...「縋る思い」
藤咲揚
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カトリックの聖人コルベ神父をテーマに作詞しました。
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暗き 黒き 曇り空のもと 彼は祈り 願う
永久(とこしえ)に 閉ざされし門 病み果てる友が
主の御座に迎えられますよう
銃を手に 十人に 自由を与...囚人(めしうど)の守り手
Adolf
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歩いている。歩き続けている。
旅人が独り、荒れ野を歩き続けている。
歌っている。歌い続けている。
荒野を歩きながら、歌い続けている。
流れる雲だけが聴いている。
旅人の視線の先、《森》が見える。《森》のそばには《村》があるだろうか。
誰かが住んでいるだろうか。まだ見知らぬ誰かと逢えるだ...【小説】 旅人(上)
遊馬
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澄み渡る バイカルの湖(うみ)
幾千の夜を見た湖
慈悲深き 母なる湖は
その子等を まだ見ぬ地へ送る
幾万の夜を越えたろう 子等は母を 忘れ
新しき父母を得え 栄え満ちてゆく
いと深き バイカルの湖
私だけは 貴女を忘れない...ブリヤート人の母
Adolf
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密林を抜け 絶壁を登る
サバンナさえ見下ろす 失われた世界
神々のテーブルの上で 私は時を儚む
天使の堕ちる滝 私は天国に居るの?
天使の堕ちる滝 星辰は私より高く
太陽は昇り 芽吹く息吹
木々たちに護られた 未踏の世界
地の底に続く穴が 奥へと私を誘う
天使の堕ちる滝 あの飛沫(しぶき)は消えてし...エンジェルフォール
Adolf
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今日は何だか無口だね 疲れているのかな?
君が元気が無いと僕も悲しい気持ちになるよ
いつも頑張ってる君だから
1人で抱え込まないで話して欲しいな
こんな僕じゃ頼りないかもしれないけれど
君を想う気持ちだけは誰にも負けないよ
ずっと傍にいるよ
強がりな君 無理をしないで
きっと誰でも悲しみに 負けそう...ずっと傍に
ぎんこ
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バイトに行っても、あれ以来ミクが来る事はなかった。
先輩に聞いても「そんな子知らない」って言われたじゃないか。
あの時のミクの行動は何だったんだ!
そんな事を考えながらバイトから帰ると、家の前に若い女性が立っていた。
ロングヘアで、かなりの美人。スタイルもめちゃめちゃいいその人は、何故か...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第四話 「ゴスロリ美人にご用心」
ぎんこ
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君を笑わせる事が
できればどんなにいいだろう
僕の歌で君の涙を拭える?
こんな僕じゃ無理だよね?
君にとって僕はただのボーカロイドだけど
僕にとって君は大切な人
精一杯歌うよ
だから今、この瞬間だけでも
僕を見て
君の痛みがわからない…...君と僕のチガイ
月満
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僕と王子、ミクとレン君の4人で早速王子の家に来た。
だが中に入ると突然驚かされる。
何だこれは……!?
廊下の壁に大きな穴が開いている。しかも中はまるで光が乱反射してるようにユラユラして見える。
「あの、王子。それは……?」
「ああ、これかい? 魔法の国に繋がっているんだけど、ボク以外は通れ...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第十話 「メイコの思惑・後編」
ぎんこ
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月日は流れ、だんだん肌寒い季節になって来た。
「つ、ついに完成したわ!!」
僕がバイトから帰ってくるなり、キッチンからルカさんの歓喜の声が聞こえてきた。
「ルカさん、何やってんの?」
「あ! ネギさん! 見て! ついにちゃんとしたたこ焼きが完成したのよ!」
「へー……確かに見た目は美味しそうだね...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第11話 「ルカの夢」
ぎんこ
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レン君と約束をしたはいいが、僕は廊下で頭を悩ませていた。
人の恋愛に踏み込むような行為ってどうなんだ?
もしこれでリンちゃんに嫌われでもしたら僕は立ち直れそうにない。
だが、約束は約束だ。僕は意を決してドアの前に立った。
「ネギ、何してるんだ?」
「どわっ!? な、何だミクか」
相変わらず...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第七話 「王子とアイス」
ぎんこ
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メイコさんが家に来て1週間が経った。
彼女は一言で言うと頼りがいのあるお姉さんって感じで、サバサバしてて話しやすい。
そして懸念していた問題点も何も無い。
ミクやレン君、ルカさんがああだから今回も僕はすぐには気を許さなかった。
だけど蓋を開けたら本当に良く出来た人で逆にびっくりしたよ。
...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第六話 「リンの想い人」
ぎんこ
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メイコさんを部屋に送り届けて自分の部屋に戻る途中、レン君の部屋から拍手が聞こえた。
楽しそうな話し声も聞こえる。
そういえばリンちゃん、朝からずっとレン君の部屋に行ったままだな。
何してるんだ……?
部屋のドアをノックしてみる。
「はーい」
出て来たのはリンちゃんだ。
「あれ? お兄ちゃ...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第九話 「メイコの思惑・前編」
ぎんこ
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ミクが家に来てからというもの僕の生活は一変した。あいつ僕の親とすげー仲良くなってやがる……おかげで、食事の葱率が一気に上がった。
僕は葱だけは嫌いなんだよ。ホント勘弁してくれ。
――そしてその夜。
深夜2時。僕はいい気分で寝ていたんだ。それなのに、いきなりあいつがやって来た。
勢いよく...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第二話 「黄色コンビがやってきた!」
ぎんこ
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最近どうにも家の中が騒がしい気がする。
いや、ミク達が来てから人数が多いのは確かなんだが、それ以上に人がいる気配がするんだ。
怪しいのはミクの部屋なんだが、ここにはリンちゃんもいる以上勝手に中に入るのも気が引ける。
しかし今日はミク達の部屋がいつになく騒がしい。
気になる……すっごい気にな...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第八話 「ルカの失敗」
ぎんこ
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今日は両親の結婚記念日で、2人ともレストランに出かけてしまった。
だから食事の支度はリンちゃんがしてくれるという話になったんだけど……目の前に並べられた見た事も無い様なごちそうの数々に僕は目が丸くなった。
これ、全部リンちゃんが作ったのか!?
「お兄ちゃん、ごめんなさい。張り切って作りすぎちゃ...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第三話 「リンの手料理」
ぎんこ
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出会ったばかりの春の日に
貴方は種をくれました
名前は咲いたら教えると
口の端上げて言いました
感情を知らない僕と
感情が溢れる貴方
少しだけ気になったから
口の端を手で上げてみた
白い白い部屋の中で
僕の傍に鉢が一つ...★ 名もなき花の種
ゆう
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ルカさんが来てから、何となくだけどミクの態度が変わった気がする。あいつ、思っていたよりいい奴なのかもしれないな。
それにルカさんだって、料理はアレだけど決して悪い人じゃない。うん、悪い人じゃないけど……ちょっとずれてるんだよな。
ミクの格好も派手だと思ったけど、ルカさんはヒラヒラのゴスロリファ...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第五話 「ミクの涙」
ぎんこ
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毎日毎日退屈な日々が続く。それはそれで、何も事件やトラブル事に巻き込まれないのだから平和なんだろう。
でも僕はそんな毎日に嫌気が差していた。
大学を卒業したはいいけど、就職先が見つからないままバイトを続けてる。それでも親元にいるからお金に困る事もない。
ようするにぬるま湯に浸かったような状態...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第一話 「ミク参上!」
ぎんこ