タグ：パラレルワールド

灯りを消した
ハートの奥に
ふと響き出す
誘いの声
目を閉じて不思議な夢ミラー
同じ姿のシャドウと手を合わすよう
グッナイはハローのようこそ
ドレスコードはパジャマ
忘れかけてたリボン
そっと解いてみよう...

零れ落ちた涙の雫
月が歪んで見えた
反射して光彩放ち
僕を照らしている
地平線は繋がっているのに
いつも届かず平行になって
君の差し出す手を握ることなど
出来なくて蒼空の中堕ちていく
境界線を越えても遠く離れてしまう
日が落ち流れる雲...

跳び越えて君の元へ
テレポーテーション
歪んだ次元空間から
何億光年先の星銀河
橋のように連なった
渡れば現世界(イマ)へ行ける
小さな粒子達が大きな
想いに変わって輝いた
廻る廻るコズミックの環へと
巡る巡るギャラクシーの瞳で...

一度は誰もが望んだ
「パラレルワールドへ」
移動する装置
さぁ、試してみる？
「スタートの合言葉」
それを言うだけだよ
合言葉は何かって？
それは君の本名さ
さぁさぁ行こうじゃないか
君のもう１つの世界に...

　一年に一度しか訪れず、誰もが当然のように持つ記念日。これを誕生日という。今日は8月31日。俺は友人でも知り合いでも、ましてや人間でもないのに、それらと同じくらいに大切な存在の誕生を祝うために今日という日を待ち望んでいた。
　携帯に財布、そして忘れてはならない大事なライブチケット。今日はボーカロイド...

パラソル
足止めた　ある日のゴミ置き場
いつかを匂わすラジカセ　一ツ、静かに佇む
其れは、
兆しもないままにざあざあと叩き付け
「遠くの雨音さえ拾うのです」
あなたの声で云う
混ざらない　交ざりはしないのに
それでも此処で恋い焦がれてる
聞かせて、逸るな、　と...

Ｌ１
僕がキミで キミが僕で
出会うことなど ないはずなのに
キミは 僕と同じ顔して
なんで 僕を睨みつけるの？
悲しくは なかった
そっと 手をのばす
キミの体は　とても冷たかった
なぜキミに 気付けなかったの？
僕を見つめて 青い瞳が揺れる...

【物語のメモ】
1. 片足を失った少年が引きこもって鉄道模型で狂ったように遊ぶ
2. 少年は鉄道模型でジオラマを作り、拡大させていく
3. 鉄道模型の世界が動きだす
4. 鉄道模型の世界が物語を紡ぎ始める
5. 世界は少年の望む通りに動いた
6. 少年は鉄道模型世界の神になった
7. ますます引きこ...