タグ「重音テト」のついた投稿作品一覧(9)
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第十一話 ―君の声も―
「…」
過去にルコの身に何かあったのだろうか。
ルカはテトに話しかけてみることにした。
「ルコ君、昔何かあったんですか?」
「ええ…。ルコ自身に何かあったわけではないのですが……」
そう言ったきり、テトは黙り込んでしまった。
気まずい空気が流れる。
言ってしまってからルカは申...千本桜 ~脱走姫様~ 第十一話
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第十話 ―少年少女―
「色々ありがとうございました!」
メイコが代表して頭を下げる。
ミクはいつも「代表はメイコさんなんだなー」と思いつつその姿を見ていた。
「本当にありがとうございました!!私どれだけ感謝しても足りないくらいです!!本当に、本当に本当にありがとうございました!!」
ルカが頭を下げた...千本桜 ~脱走姫様~ 第十話
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再出発
レンが帰ってきた次の日、ミク姉が帰ってきた。
さすがに自分一人では無理だと思ったのでリントに協力してもらったが。
KAITOさんとテイさんは消えてしまった場所が分からなかったので、再生させることはできなかった。
ミク姉の部屋はすでにがくぽさんの部屋になっていたので、テイ姉さんの部屋を片付けて...家族の消失 ―完結編―
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暴走
「全員、部屋のドアを閉めろ!!」
というマスターの声が聞こえた。
「どうしたんですか?マスター」
「テイが暴走した。何か変なウイルスでも入ったのかもしれん」
本当かよ。...家族の消失 ―鏡音編①―
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―番外編―過去
俺は、もともとアンインストールするのを楽しんでいたわけじゃない。
MEIKOに関しては、本当に仕方がなかった。
が、何もできなかった俺に感謝しつつ消えていくその姿に、何故か快感を覚えた。
自分でもおかしいと思う。
それから、あの姿を見たいという衝動が襲ってくるようにな...家族の消失 ―番外編―
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新入り
今、布団の中だ。
ミク姉のネギ抱き枕を抱いて寝ている。
ベッドの頭あたりの部分の壁に小窓がついていて、開けるとレンの顔が見える。
いつもここの小窓を開けて、レンとしゃべりながら寝る。
「ねぇ、レン」...家族の消失 ―初音ミク編⑤―
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設定
―その他の設定―
デスクトップ
マスターと直接会話できるのはここだけ。
レッスン場所・集会所として使われる。
初音ミクがアンインストールされたところ。
...家族の消失 ―設定―
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存在していた証
ミク姉の部屋は綺麗に整頓されていたが、女の子らしいかわいらしさがあふれている。
そんな部屋だった。
あ、これ、ミク姉とおそろいで買ったストラップだ…。
私が黄色のネコでミク姉が黄緑のウサギ。そして、両方ともト音記号がついている。
ミュージックプレーヤーにつけてくれてたんだ...家族の消失 ―初音ミク編④―
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その後
ミク姉がアンインストールされてから三日が経とうとしていた。
仇をとるといっても、何をしていいか分からなかった。
ひそかにマスターに復讐しようと思いながら、平然を装ってルカ姉達に接していたつもりだったのだが。
「…リンちゃん、どうかしたの? あ、ミクちゃんのこと?」
「え、あ…。う、うん。寂し...家族の消失 ―初音ミク編③―