タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧（41）

フィオーレ
空に匂う風 吹き鳴らす空
遥か目指す彼方の 大きな未来
枯れた花を 揺らすひとつの影
ひらひら舞いあがり そして散る
夏を照らすような太陽と 雪道のような夜と
暖かい眼差し 涼しい表情
濡れた想いの欠片
目まぐるしく
ゆらりゆらり風に吹かれて...

トゥゲザー
「1人では何も出来ない」そう嘆いていたんだ
君は僕の遥か上で輝いてるのに
あぁ
いつの日にか弱音が 強みになれるようにと
そんな君だから
手を差し伸ばしたのは 君がそうさせたから
人を強いと言い切れる強い君だから
温かい掌 甘えてしまうように
させる君だから...

郷里と空
空は灰色に荒れ果てて 咲いた花は徐々に枯れてく
雲ひとつもない空なんて 夢に見るのも馬鹿みたいに
鋭利な悲鳴 鋭利な暴言 「この街はもうダメだ」
誰かがつぶやく 声を後ろ盾に 逃げた
君と見ていた空は確かに青くはないけれど
瞳には輝いて映った
仄暗い世界の端だって 愛していたいんだと君は言...

The last orgel
繰り返す日々が　朧げになって
忘れ物が増えていくんだ
あの日は何故笑ってたんだっけ
そもそも僕は笑ってたんだっけ
いつしか嫌なことしか記憶になくて
笑顔の意味も忘れて
それでも朝はくるはずなのに
どうして僕には朝が来ないんだろう
ただ鳴り響くあの日聴いたオルゴールが　　...

荒野と心音
必然に閉ざされた 希望
カラクリの世の中に佇む
生と死を 嘆く世の儚さに
ただ息を吐いて俯く
明日は 何処(いずこ)に
震える身体を 迷わず起こし進め
荒野よ 記憶の片隅にある
腐敗の地で また生きてく
だから 無様でいい...

ねぇ、アミティア。
新しい世界 君は此処に居ない
「何処に居るの？」返事はない
いつの日にか 一人になって
笑うことも忘れてるなら 取り戻したい
ねぇ アミティア 叫んでよ
この星の何処かで 君を探し続けてるから
だけど君は疲れたかな
だから僕は君の分まで歩き続けるよ
君のいない日々 光すらない...

オールインゲーム
今 始まりのカードを
否 終わりを破いて
どんな 人生も何事も
ベット してみなきゃ分からない
驚愕の 結果を
逆転の 微笑みを
どんな壁だってサレンダーしないなら
適うもんさ
悔いのないゲームを...

クリスマス・モメント
雪道を駆け抜けて あの日へその日へ
新しい時は流れ ただ空を眺めて
苦しいこと 悲しいこと
全部忘れさせてクリスマス
刹那のクリスマス 叶わぬ想いを
聖夜に祈る僕に
ハッピーメリークリスマス
心のプレゼント
鐘が鳴ったら 君の元へ会いに行こう...

生きてるフリをして
死んでるフリをして
泣き真似ばっかで偽る僕を
虐げてるんだ
笑ってるフリをして
愛想笑いをして
本音断って善 全部隠して
どうして どうして
息のない声ばっか出すの
どうして どうして...

遥か遠い朝日に
目を覚ましたある日に
声が 木霊したような
「別れを告げないと」
行かないと (嫌だよ)
さよならを (言わないで)
いつの日か忘れていた
貴方と遠い約束をずっと胸に
泡沫世 導きへ
言ノ葉に連れて...

道草して 回り道して
どこにも行く宛てもなく彷徨って
誰が光 誰が灯火
誰でもない
分からないことだらけのまま
自分なんて信じれない
誰を信じ歩けばいい
道連れに
こんな無知な世界じゃ
誰も生きてけない...

常日頃の夢 文を詠みましょう
貴方の行く先へ 誘う
声が届かぬとも 目に映らぬとも
変わらぬ想いと日和
ゆらり ゆらり 揺れている
束ねた髪に 簪を
馴れ初め 時を知り染めし
揺蕩う夜空に舞う
声よ 唄よ 弧を描いて
貴方の元へ 届くように...

ガラクタのエーレ
目を開ければ 冷たい街角の中
封鎖された瞳とセレモニー
決して交わらない 2人の線引き
壁がそびえ立つ前に
壊れていく 世界と宝物
目を塞いできた 現実の前で
要らない物は全て捨ててきた
僕に残されたのはただ一つだけ
それを投げ捨てて貴方に会いに行こう...