タグ「鏡音レン」のついた投稿作品一覧(72)
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蝉時雨 強い日差し
うんざりする暑さ 汗だくで
温い風 気休めで
二人ならそれも笑えたんだ
近道の神社が少し不気味で
手をつないで遠回りの家路だ
そんなこと 大したことじゃないけど
でも鮮明な記憶
好きなことなら上手く言えなくて
分かってもらえないから...それでも夏が好きだったから
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それでも夏が好きだったから(off vo)
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当たり前の日々が当たり前にすぎていく
大切と思うには当たり前に落ちついて
からっぽの心でなにをどうすればいいの
つなぐ手が引っ張る それで前に進めている
オレンジに染まる町
午後五時のチャイムが明日を約束する
ふたりで歩く道は明日も続くはずだ
不安な互いでつなぐから
きみとふたり 言いたいこと
言え...となりあわせ
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となりあわせ(off vo)
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泣いていたあの日の君への歌
通学路の公園 鳴り止まない雨の音
明日は予報通りなら晴れるよ
だけど心は痛いまま
きっと 痛いまま
いつだって君のことばかりの日
黄昏る教室 通り過ぎていく喧噪
いつだって君のことばかりの自分ばかり
届かない想いだ
拾い集めた生きる意味は...雨がこぼれて
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雨がこぼれて(off vo)
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遠く光る恒星 今日もちらついている
いつも見えているものでさえ届かない毎日だ
同じ部屋にいるのにこんなに遠い距離
本を読むふりして見ていた 届かない輝きを
行動と感情が噛み合わないようになる
本当の気持ちに気づく 心が温かいな
優しくするには不器用な僕だ
届いて(いるよ)
一人きりの物語に映りこむ影...光芒
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光芒(off vo)
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影のある場所 選んで歩く
一人分の幅しかないから取り合いせめぎ合い
強い風が吹いてくる 平等に通り過ぎていく
僕らの戦いは世界にとってちっぽけで
思わず笑った
二人分の笑い声が響く
隣で見ていたあの空の色
記憶の片隅でずっと心を掴んで離さない
日常は過ぎて戻らないけど
あの日見た青は青いままだ...夏に染まって
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夏に染まって(off vo)
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コードネーム456(retake off vo)
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過ぎ去る星霜
果たせぬ邂逅
君との空想
見果てぬ幻想
拭えぬ望郷
記憶は捏造
愚かにも自己を保てない
過去への願望
未来に失望
探した元凶...星霜、君への言葉は届かず誰のためでもない歌が響いた
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星霜、君への言葉は届かず誰のためでもない歌が響いた(off vo)
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何もない日々を過ごしている
誰にも会わず過ぎていく
出来る限り一人で居よう
外は怖いことばかりだから
ほんの少しの勇気は
余計なことばかりする
分からないことだったら
何にも言わなくていい筈なのに
何となくこれじゃ駄目なこと
頭の隅で分かっていて...たんぽぽと空
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たんぽぽと空(off vo)
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漂流船は先へ進む
行き先なんて予想つかない
辺り一面深い海で
明日の無事さえ保障できていなかった
もうどれくらい経って あとどれくらいだろう
自分の未来に見通し立つのは
助けを呼ぶ声も波音に消され
きっと届いていないよな
海流に流され漂う毎日
ちっぽけな身体 広い海...漂流船の行き先
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漂流船の行き先(off vo)
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夕焼けに染まったいつもの道で
君と二人で歩幅合わせて
大したことないように思えて
失うことが怖くて
僕らいつも向き合って
心の中で呼び合っていた
「もういいかい」「まあだだよ」
声が返るの確かめて
君を傍に感じたんだ
始まってすらないけど...Two of Us
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Two of Us(off vo)
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今日も上手くいかなかった
上手く話すことはできずに
無理して作った笑顔
頭のいいあいつにはバレている
折角仲良くなれても
僕はヒトじゃない生き物で
ヒトには当然のことも
僕にとって難しくて保てない
行かないで
楽しそうに振る舞うのは上手になった...まだ人間になれない
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まだ人間になれない(off vo)
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海流を漂う 流れに逆らわず
いつか表層に舞うことを夢見て
何もしないでいた
誰か人格者が僕を引き上げるのを
待ち続けていた
能動的に動くことのできないこんな僕に
明日は来ない 希望は与えられない
何も見えないよ もう助からないよ
誰にも迷惑かけないように消えたい
虚無に溺れていた 息が苦しかった...漂う
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漂う(off vo)
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夕闇街道(夕闇ver. off vo)
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窓の外は藍色 地平線にオレンジの予感が漂い出したら
夢の時間は終わり 新しい日の訪れ 逃げられない
朝が来るそのことが恐ろしくて堪らない
足掻いても藻掻いても意味がない
避けられない痛みを甘んじて受けることに限界がもう近い
それでもどうにか奮い立たせてきた
本当の意味の夜明けを待っていた
いつか苦し...夜明けは近い
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夜明けは近い(off vo)
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何もない日には意味のない考えごとが頭を巡る
『死んだらどうなる?』
口癖のように呟いた『死にたい』というその台詞には
そこまで本気じゃない
ねえ目の前のことには適当 そのくせ口を開く度に
大層な未来を語って胡坐かいているんだ
ただ誰かに見透かされること それが本当に怖かった
だから出来るだけ一人で居...生と死と感情と
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生と死と感情と(off vo)
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汽車に乗ったら数時間の遠い街へ旅に出る
寂しくないさ だっていつも心の中 繋がっている
きっと甘えていたんだ 此処は居心地いいけど
なんだか申し訳なくなってきちゃって
やっと決心したんだ 今度は嘘じゃないって
自分の足で立とうとしたんだ
別に誰かのこと嫌いになったとかじゃないよ
強いて言うならこんな...僕は今日この街を出ていくよ
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僕は今日この街を出ていくよ(off vo)