タグ「KAITO」のついた投稿作品一覧(6)
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「カイトさん」
俺は、現世に戻りカイトに会いにいった。
「グミヤか、戻ってきたのか?」
「もう、こんなことやめてください。 どうせメイコさんのためなんでしょう?」
カイトは顔を歪め、俺を睨みつけた。
「お前に何が分かる?お前に……」
今にも襲い掛かってきそうなカイトを、ある声がピタリと止めた。
「カ...Bloody Girl 17 【完】
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「あ~ぁ、なんでバレちゃったかな~。」
悔しそうに頭を掻くカイト先輩を私はただ呆然と見つめていた。
だって、もっと否定するかと思ったから。
こんなにあっさり認めるなんて、予想もしてなかった。
「なぁ、なんで分かったんだ?」
それは私も気になる質問。
「・・・、ヴァンパイアは常に体から特別な波動が出て...Bloody Girl 11
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-ヤバイ・・・もうダメ/////////////
只今、ベッドの上で悶え中・・・・、いや・・さっきのキスが頭から離れないだけのことなんだけど。
いやだって、私にとっては‘‘初’’の体験だったんだから。
いわばファーストキスってやつですよ。
「あぁ~、もうグミヤの顔見れないーー!!」
枕に顔を埋めて、...Bloody Girl 10
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誰か助けてーーっ!!
このっ・・・この重苦しい空気・・・私には耐えれないっ!!
グミヤはさっきから無言でただ私の手を掴んで歩いている。
掴まれている手がドキドキし過ぎて熱いのと、グミヤの力が少し強くて痛む。
廊下の窓から吹く風が冷たくて、グミヤの綺麗な髪を揺らす。
私は見とれている自分を放って、この...Bloody Girl 9
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翌日、グミヤの姿はどこにもなかった。
学校へ行ってもグミヤの姿はなくて・・・ちょっと不安・・・。
授業後、わたしは図書室へ直行した。
少しでもヴァンパイアについて知りたい!という衝動にかられた。
「・・・ないっ!!」
そう、現実は上手くいかないもので図書室にヴァンパイアの本が一冊もなかった。
まぁ、...Bloody Girl 8
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あれからグミヤは何でもないような顔で戻ってきた。
「えっ・・・学校に?」
「誰かはまだ分からないけど。」
--一体・・・誰なんだろう?
するといきなり後ろから誰かが抱き付いてきた。
「うわっ!!」
「ぐみ~♪先に帰っちゃうなんてぇ~」
「ごめんごめん・・・。」
ビックリした。またさっきみたいに何か起...Bloody Girl 5