甘菜(かんな)です♪ ミヤグミをこよなく愛す、グミ廃です!! グミちゃんもグミヤくんも可愛いです...... とにかく、ミヤグミ小説が多いです。 たまに他のCP小説を書くこともありますが、やっぱりミヤグミが多いです(笑) ちょっと妄想癖の激しい学生ですが、絡んでもらえると嬉しいです♪ {ホームページ}準備中 アイコンはお借りしました!!
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何ごとも変化していくのは仕方のないことだと思う。
私が住む町は都会とは遠くかけ離れた小さな町だが、気づけば変わっているものが多くある。
例えば、小さい頃よく行っていた、お世辞にも品揃えがいいとは言えない本屋さんや、大好きなおばあちゃんがいた駄菓子屋さん。
一面に広がっていた畑や田んぼも今ではいくつも...木の下で
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「カイトさん」
俺は、現世に戻りカイトに会いにいった。
「グミヤか、戻ってきたのか?」
「もう、こんなことやめてください。 どうせメイコさんのためなんでしょう?」
カイトは顔を歪め、俺を睨みつけた。
「お前に何が分かる?お前に……」
今にも襲い掛かってきそうなカイトを、ある声がピタリと止めた。
「カ...Bloody Girl 17 【完】
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俺の時は、姉が死んでから止まったままだった。
姉のいろはが暴走した仲間を止める最中に、犠牲になってしまったあの日から。
それからの俺は、まるで中身が全て空っぽになってしまった、ただの殻でしかなかった。
自分自身が消えてしまえばいいのに、と何度も思った。
そしてある日、それを見かねたルカ姫様が俺をグミ...Bloody Girl 16
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「あの、お話って……?」
「……、あなたにやってもらいことがあるの。」
そう言うミクさんの表情はいつもの余裕そうなものとは違う、どこか深刻そうな表情だった。
思わず私も身構える。
一体、何を言われるのだろうか。
「まず私のことを話すわ。 私、もともとこの城の研究者なの」
やっとミクさんが白衣を着てい...Bloody Girl 15
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「ぐみ、落ち着いた?」
「うっ、うん...」
涙が止まったとたん、なんだか恥ずかしくなった。
そして泣いた後の疲労感が私を襲う。
「ぐみ、体は大丈夫?」
「えっ、うん?」
「そっか、よかった...」
屈託のない笑顔に私の胸が強く締め付けられた。
グミヤのほうが酷いケガを負っているのに、私の心配ばかり...Bloody Girl 14
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誰にでも1回は、あっ、今日なんか出来る気がする、と思うような日があると思う。
まさに今の私はそれだった。
手に力を込め、強い眼差しで見た先には、大きいわりに古臭い‘‘神威研究所’’という建物。
ここは学校の裏に建っていて、いつも気になっていた。
でも近寄ることはできても、中に入ることは未だできでいな...記憶
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メイコさんの部屋を出て、私はもっと広い部屋へつれていかれた。
どうやらお母さんの部屋らしい。
綺麗な花や、よくわからない絵画が飾ってある。
「座って。」
花の模様の高級そうなソファーに座った。
フカフカのソファーに一瞬心が弾んだけど、すぐ気持ちは切り替わってお母さんをジッと見つめた。
できることなら...Bloody Girl 13
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星音高校南校舎の1階にある小さな売店。
お菓子が豊富に置いてあり、生徒には人気がある。
「はい、お釣りね。」
「ありがとう。」
少女、グミは売店のおばさんにニコッと微笑んでレジ袋を受け取った。
小さくスキップをしながら長い廊下を渡る。
フンフン、という可愛い鼻歌と、レジ袋のシャカシャカという音。
レ...レモンの香り
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「は~・・・。」
「おいグミヤ、どうしたんだよ?
ため息なんてついちゃってさ。」
レンはどこか面白げに尋ねた。
それを察しながらもイヤイヤ答える。
「俺は今、失恋中なんだよ。」
「なにそれ、誰にだよ?」
「んっ。」
指をさした先には、陸上部員にタオルを配っているグミ。
ほほ~う、とニヤつくレン。...勘違いのその先は、
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「はいっ、OK!!」
その合図で私はヘッドホンを外す。
何年も歌ってるけど、やっぱり疲れる。
少し背伸びしながら、スタッフさんにお辞儀して部屋を出る。
「あーあー・・・。」
その日は、少し喉が痛かった。
「お疲れ、グミ。」
「あっ、グミヤ。」
差し出されたタオルを受け取って、汗を拭く。
グミヤの匂い...ある日のお話
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「雲・・・お前が羨ましいよ。」
ボソッと少年はエメラルド色の髪の毛を揺らして呟く。
1歩ずつ1歩ずつ川の中の水に足を浸していく少年。
少年の脳内は世界への失望、未来への絶望、死んだ後の行く末だ。
そんな事も知らずに雲は少年を上から見下げる。
少年は、大事だったモノを全て奪われた。
想いを寄せていた彼...パーツ ~別ver~
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「雲・・・綺麗だなぁ~。」
空に浮かぶ雲を見て、川沿いに立つ少女は呟く。
綺麗なエメラルド色の髪の毛をなびかせて。
フワフワと自由に何も気にせず流れていく雲。
現実とは全く別の世界。
何ものにも縛られず、自分の思うように過ごせる。
窮屈な世界と広く自由な世界。
近くて遠い世界。
手を伸ばしたら届きそ...パーツ
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グミヤ、あの時何を叫んだの?
なんでもっと早く気づかなかったんだろう。
私は・・・死んだのかな?
「んんっ・・・。」
華やかなシャンデリアの光が眩しくて、私の目を刺激する。
ここは一体・・・?夢?
重い体を起こして周りを見ると、綺麗な花やたくさんの本。
おとぎ話の世界みたい。
「そうだっ、私・・・刺...Bloody Girl 12
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とある日、1人で読書をしている少年がいた。
名はグミヤ、頭も良く、運動も出来る、そしてルックスもそこそこイイ。
けどこの少年、読書をしている言っても、頭の中では何を考えているのやら。
まぁ、何を考えていてもその人の自由なんだがね。
「は~、グミとイチャイチャ・・・したいなぁ。」
グミとは彼の彼女の名...イニシャルGは見た!
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最近、彼とすれ違っている気がする。
一緒に帰ろう、と話しかけてもゴメンと何回断られたことか。
デートだってろくにしてない。
だから1人で切ない気持ちを抱えて家に帰る。
どうして?って聞きたいけど、我儘な女の子は嫌われちゃう。
でも1人でいると、いつも思い出すのは彼との思い出ばっかり。
あの幸せな日々...ジェムシリカ
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「あ~ぁ、なんでバレちゃったかな~。」
悔しそうに頭を掻くカイト先輩を私はただ呆然と見つめていた。
だって、もっと否定するかと思ったから。
こんなにあっさり認めるなんて、予想もしてなかった。
「なぁ、なんで分かったんだ?」
それは私も気になる質問。
「・・・、ヴァンパイアは常に体から特別な波動が出て...Bloody Girl 11