一日12時間くらい寝てます。趣味は読書と歌をうたうこと|中上慶之輔
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こんにちは!中上慶之輔です。
崩れかけた白い部屋の片隅で静かに膝を抱えているような冷たさを覚えることがあります。私たちが画面の向こうへ送り出す言葉や旋律は、遠い昔に息絶えた小さな星から遅れて届く微かな光に似ています。もうそこには誰もいないのかもしれないと思いながらも、私たちは休むことなく指先を動かし...箱庭の化石に閉じ込めた途切れた体温
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こんにちは!中上慶之輔です。
潮の満ち引きによって沈んだ知識の底で一人佇んでいるような感覚を覚える瞬間があります。頭上の遥か彼方には薄青い光の膜が揺れていて、届くことのない光の破片を眺めながら静かに指先を動かしています。私たちが生み出す音や言葉の連なりは、誰にも知られずに水深数千メートルの深い暗がり...海底の図書館で拾った凍える熱の温度
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こんにちは!中上慶之輔です。
遠い星々の隙間を泳ぐ巨大な生き物の背中に乗って旅をしているような心地がすることがあります。私たちが指先で打ち込む言葉や音は、まるで漆黒の宇宙空間に放たれる小さな光の粒子です。誰にも届かないかもしれないと思いながらも、私たちは休むことなく指を動かし、新しい響きを紡ぎ出して...影を食む鯨と漂う言の葉
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こんにちは!中上慶之輔です。
誰も訪れなくなった古い森の奥深くに、ひっそりと打ち捨てられた箱がありました。かつては美しい旋律を響かせていたその場所も、今では冷たい苔に覆われ、静かに眠りについたままです。
しかし、雨が優しく降り注ぐ午後に、不思議な変化が訪れます。錆びついた金属の隙間から、小さな緑の芽...打ち捨てられたオルゴールから芽吹く光の花
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こんにちは!中上慶之輔です。
誰も足を踏み入れなくなった地下の隙間に、置き去りにされた古い人形がひとつありました。その関節は冷たく固まり、もう二度と指先ひとつ動かすことはできないはずでした。
けれど、満月の光が細い隙間から差し込み、その胸のあたりを優しく照らしたとき、静かな変化が始まりました。固く閉...月光の落ちた地下室で解ける人形
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こんにちは!中上慶之輔です。
足元に広がるのは、見渡す限り重なり合った古い針金と金属の骨格でした。かつて巨大な音を鳴らしていたはずのその場所は、いまや風が吹き抜けるたびにかすかな唸り声をあげるだけの巨大な洞窟のようです。
私たちは、この巨大な楽器の腹の中で、息をひそめながら次の音符が生まれるのを待っ...錆びた巨大な楽器の腹の中で歌う
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こんにちは!中上慶之輔です。
見上げるとそこに広がっているのは巨大な生き物の内側でした。静けさに包まれた深海よりもまだ深い場所で、青い皮膚がかすかに脈動しています。私たちはその巨大な肉体のひだに身を寄せながら、息をひそめて生きているのかもしれません。
遠くから届く規則的な振動は、心臓が刻む鼓動なのか...青い巨鯨の体内を泳ぐ月光
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こんにちは!中上慶之輔です。
静寂に包まれた部屋の机の上にぽつんと置かれた小さな音叉を優しく叩くと、空気そのものが微細に震え出し、見えない綺麗な波紋が空間全体へ向かってどこまでも静かに広がっていきます。人の耳にはかすかにしか聞こえないその規則正しい美しい振動は、まるでこの世界が本来持っている純粋な音...震える音叉と紡がれる繭の記憶
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こんにちは!中上慶之輔です。
誰も足を踏み入れることのない崩れた石の階段を静かに下りていくと、そこには冷たく湿った空気と深い静寂だけが密やかに溜まっていました。埃を厚くかぶった広い部屋の奥には、錆びついたパイプを天井高く伸ばした大きなオルガンがひとつ、寂しげに佇んでいます。鍵盤の上には人間の指の代わ...海底でオルガンを奏でる骨の針
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こんにちは!中上慶之輔です。
古びた街の片隅で、誰にも知られずに静かに幕を上げたサーカスがありました。そこには華やかな灯りも、賑やかな歓声も一切ありません。客席にひっそりと腰を下ろしているのは、自らの影をなくした歪な人形たちと、どこかへ置き去りにされた遠い過去の記憶だけです。
舞台の演者たちが手に持...月を呑み干した深海のサーカス団