kazekoの投稿作品一覧
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(non title)
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月満ちてまた巡り
何度目の夜が来た?
影無き指を透かす
空な廃墟(まち)の中で
蒼く沈んで錆びつき
崩れ落ちていくのは
音も無い私の声
叫び続けているの
あなたに触れたくて
ひび割れた胸から...Howling
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振り向かないでね
ほどいた手のひら
残る微熱がいつか
消えてしまっても
あなたはそのまま
立ち止まらず歩いて
遠い空へ向かい
小さくなる背中を見つめて
涙落ちる前に
きつく閉じたまぶたの裏...Dear dreamer
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雨上がりの空を睨んで
切れ切れの雲に悪態をついた
大嫌いだ 大嫌いだ
意味を無くすほど強く 強く
口をつく言葉は いつだってそう
裏と表がちぐはぐで
違う 違う 伝えたいのは
そんなことじゃないのに
泣き叫んで 喚き散らして
それでも届かないこの心は...(non title)
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ガラスの靴が消えて
かぼちゃの馬車は砕けた
夢見てた舞踏会
魔法も解けてしまった
どうして私は泣いているの?
震えてるの?
何度 名前を呼んでも
応えはない どうして?
あなたは何処にいるの?
お願い隠れないで...morto
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なぜそこでずっと
膝を抱えてるの?
心の中で一人 もがきながら
名前呼ぶ声は
あなたに届いてる?
あなたを守る壁が 邪魔をするの
正しいものだけかき集めて
塗り固めた壁だって
必ず何処かは歪んでる
天使と悪魔は表と裏...イキテルアカシ
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降り出した雨に染まる
懐かしい思い出町
柔らかい風も空も
変わらずにあの日のまま
別れを告げた街並み
姿変えたけど かしこに
面影が息づく
鳴き止まぬ雨音を
紫陽花色の傘で聴いた
暮れ行く街の隅で...雨色回想 (アマイロ・ノスタルジア)
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S:5+5+5+3×2
青空に滲んでく真っ白な翼
見上げてる君の目に映るのは光
A:8×8
雨上がりの午後 閉じた傘の花
太陽浮かべた水たまり蹴って
走り出す君の姿眩しくて
僕はいつだって目を細めていた
A:8×8
気付かないうちにみんなが零した...青空
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顔を上げてごらん
旅立つ時が来たよ
作り笑いばかり上手になる
ちっぽけな自分は「大嫌い」と
いつしか殻の中 身を縮めて
泣いていたんだね 一人きりで
心の奥 疼いてる
傷は容易く勇気を奪うけれど
ゆっくりでいいよ カタツムリ
悲しいだけの思い出だって...カタツムリ (応募用)
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お早う御座います 時刻は午前4時
天気は一日 曇りでしょう
まだ寝足りませんか? 寝惚け眼ですね
眼鏡はもっと右です
カーテンを開ければ 昨日とおんなじに
汚れた景色が あるはずです
(何も変わらないと 知ってるくせに何故
溜め息をつくのかしら?)
優しい嘘を吐いてあげましょう アナタがそう望むな...Twisted Transistor (応募用)
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鮮やかな朝焼けに 手を伸ばす闇の中
果ても無く堕ちていく 形さえ失って
静かに溢れ零れていく 雫に意味を探したって
過去形だらけの優しさじゃ 私は救われない
瞬きのような白昼夢が
貴方の言葉で壊れていくわ
殻倶汰だらけの世界で あの日私が流した
涙ほど無意味なものが あの場所にあったかし...Doll (応募用)
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蒼い空が崩れていく 儚い音が響いた
猛り狂う波に風に 光は消え去る
柔らかな雨粒は いつしか無数の礫と変わって
この大地に渦巻く 全ての音を飲み込んだ
救い無き今 せめて我ら忘我に
身を委ねて 眠りにつこうか
戒めにも耳を貸さず 人は罪を重ねゆき
裁きの夜に 怒り宿し 雷が爆ぜた
選ばれし者たちは ...Noah (応募用)
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教室の窓から君の背中が
ゆっくりと離れていくのが見えた
間には薄いガラスだけなのに
開く遠い距離は縮まらないんだね
鉛筆で 真っ白な便箋の上に
書いていく君宛ての手紙
紙飛行機へと変えて 大空に飛ばした
僕の手紙はきっと 君に届かずに消える
ああ 解ってるよ 君が少し寂しそうに
ずっと見つめてるのは...届かない手紙 (応募用)
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自転車で駆け抜けた坂道を
一歩ずつ記憶に刻み付けて
気がつけば三月も後わずか
冬の風は息を潜め 色を変えた
春の気配 目覚める季節
響く鐘が旅立ち告げる
さらば友よ 愉しき日々よ
思い込めて
百万回の“愛してる”を
君に声が渇れても...Start off
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黄昏に揺らめく 朧な記憶(メモリー)
意味の無い追憶 重ねて
一人空を見上げ 星数えて瞳を閉じた
深い眠りの中 沈んでいく日常
光の色と一緒に 時計は回るのに
立ち止まったままここで
朽ち果てていく夢を抱いて 踊る
陶磁器のバレリーナ 微笑みを歪ませて
高く伸ばされた 白い指先は空を切る
Ā...Hysterical Parade
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A
どれだけ歌えば届くかな
習った言葉をかき集め
無理矢理繋げた音の葉で
古ぼけたギターかき鳴らす
A
扉の向こうは今日も雨
開け放したままの心は
びしょ濡れ真っ黒野良猫に
睨まれただけで傷ついた...Little Story
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【A】
カーテンの向こう側で
無機質な光が朝を告げた
【A】
眩しくて閉ざしたまま
錆びていく扉に泣きたくなる
【B】
時計の音だけが鳴り響く部屋の中
瞼に焼き付いた君を想うよ
【S】...桜別れ (応募用)
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無理矢理笑って
他人に合わせて
世界はそんな物だと
君が呟いた
夢を語ることも
いつしかなくなって
隣に居るはずの
君に手が届かない
そんな気がして
思わず見上げた空の彼方では...Dear
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揺れる心を一つずつ
涙の糸で束ねて
いつか 君まで届くこと
僕は今でも願うよ
波に消えてく足跡を
一人 静かに数えて
瞳閉じたら 穏やかな
波音
僕を包む透明な
世界に君を探して...blue
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中央線通勤快速
乗り遅れた会話に終電
義務を忘れた三日月は雲隠れ
蹴り飛ばした空き缶
潰れたサイコロで
上手くいかない人生ゲームを1、2、3、
前習えしたままの
この手をいつ下ろせばいいの?
痺れだす 狂いだす
冷えきったこの指先を ああ…...(non title)
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貴方の起こした風に
くるり、くるりと回りました
薄紅色の風車 夕暮れ道に、二人
桜 ほろりほろり
春の風に舞う中で
共に老いて死ぬまで
一緒に暮らそうと
子どもの指切りのように
痛みを知らず交し合った
無邪気な約束を抱いて...風車
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嫌(や)なことばっかり積み重なって
トーテムポール 天に届きそう
風船の中 ゆらりゆらり
そうね 私は間抜けな道化師
笑われすぎて目が回るわ
もうヤだ、なんて ああ そればかり
現実逃避 空の果て
沈み込んでく鼓動の中で
右手に掴んだ欠片は
冷たいだけの小さな雪の華...Escape (応募用)
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全てを失くして立ちすくんだ日
それでも空は青く綺麗で
見上げた目に光が染みて
壊れたように泣いてた
無力だと嘆き肩を落とした
優しい人に今伝えたい
あなたの言葉に励まされて
顔を上げた人がいる
とても小さくて 何より強い魔法
優しい意思が起こす奇跡...to be continues
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*A*
雪を抱いた黒雲は
北の空へと翔んでいく
*B*
柔らかな日が土を乾かし
眠る命に優しいキスを
*S*
S
そっと笑うように 綻ぶ花びら
眩しそうに揺らいだ 暖かな風...Primavera (応募用)
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月の光浴びて 窓辺に佇んでいる
蒼い目の歌姫 紡ぎ歌は掠れて
あぁ・・・
彼女の声が悲しみに
染まったのはいつから・・・?
柔風に煽られ揺れる レースの美しい海
抱かれて眠りについた 歌姫が零す歌は
深い夢の中へ
手探りで降りていく・・・
あぁ・・・...Diva
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Sing for you, every day!
離れてても
君のこと抱き締めたい
Please, give me your song!
この世界に
君の声 響かせて
ねえ 目を開ければ
光が見えるから...Sing for you! (応募用)