タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(81)
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ひとつ昔のポップスと 缶のココアで帰る道
鉄橋カンカン遠くなって 夜の端を見送る
息が白く。冷たい鼻 ほんのりさびしく心地好い
喉の裏で流れ込むまま なにかを飲んだ
すするうちに温くなって 缶の底ごと上向いた
結局缶ごと冷たくって 唇の皮を噛む
息が白くとどめるまま 本音のかたちがぼやけていて
味が...自分の川に月が写る
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瞬いた 瞬いた
瞬いた話だ
常盤の色の風景に
嵐が羽ばたいた 去っていく
コップ一杯分 コクリと干して
塩の街に消え去った
蛍光蟲(けいこうちゅう) 燃え上がる星
ブブブと叫ぶ 散らばって散っていく
この世でいっとう 美しい羽虫の
刹那的な唄を また聞いたね...蛍光蟲(けいこうちゅう)
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コーヒー味のこんぺいとう
恐ろしく苦くって甘い
明日のあたしは完ぺき無敵だ
今は泣き虫 楽しんでんだ
カサついたら塗ればいい
都合よくおめかし ミルクの解答
スモーキーが瞬く ハンドシェイクをどうぞ
一指しで通じる フラットな怒り
オナニーだって許そう
苦くっても後が...ポガティブ
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ハッピーウルトラキャロライン ハッピーウルトラキャロライン
ハッピーウルトラキャロライン ハッピーウルトラ羅・楽・裸
かびたお茶ッぱセンスが腐った はたまた誰かが持ってった!
バカが恋した河鹿(かじか)がウソ泣き
めくるめくめくメランコリィ
カルカン頬張り最中を被り 意味不明なれ我が慕情
お慕いして...ハッピーウルトラキャロライン
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みえないこと あたりまえのこと
美しいねってリリー、君こそ
愛を飲んで微笑んだ
亜麻色のカクテルとウィスキー
ボンボンを食んで きみごと噛んで
だれかしらなんて微笑んで
きれいに笑っててさ
きみがいうから愛した きみだから愛した
カワセミ色の爪が光って
永遠がここに在る...カワセミと愛
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深夜とおやすみの
一拍を挟む隙間
転がったシーツの上で
滑った右手と裸足と
スペース、スペース、スペースでララバイ
空白を何回も、何回も打ってさ
とっくに迎えた明日の
アラームを更新
あとちょっと、あとちょっと、あとちょっとだけ
閉じきられた窓へ...騒音
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音を読んだ インクもないのに
紫が垂れる 空向こうの銀河
カーテンを引いて、ママ
眩しすぎて痛い
光の一つ一つを
辿っては語った
ありきたりな恋物語
君は美しいと言ったね
紙吹雪には銀紙
そう言ってこしらえた...アフタースター
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お前にワインは早かろう
銀紙包みのチョコレート
つまんだすずめを抱きしめて
メリーは段差を飛び越した
「右まつげが痛いよう」
「君はキスを貰ったのさ」
そうして言葉を教えてくれた
貴方は夕日の中にいる
革の手帳に挟み込む
知らない名前の三輪車...銀錆
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千鳥足がワルツ レコォド聞かせている
ワガママなピエロの踊るつま先が
東向き西を蹴る 影もついてけず
紙のキミ セピアでも美しいと
熱を知らず恋しては 憧れへと溺れた
単純な日々逃げて 腐る吐き気がする自分
だから恋に溺れてる自分のキモさが
意外と嫌いにならないの、奇跡かもしれない
Ah-、呆れてい...グラビア的彼女【YOTYさんへ】
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リング状に連なった
ため息が灰色に重なる
鼻の裏を遡るかのように
私は無理やりを選んだ
血の味がする 命の味だ
何べんだって知る、思い知る味
胚を潰すような生き方を
綺麗だと思わない
けれど、けれど、ぐちゃぐちゃに叩き上げた
わたしはカワイイと思うんだ...キューティーガール
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空白の中に音を
はめ込んだものを見た
鉛筆のおしりを噛むたび思い知る
あの奇跡のような曲を
憧れを詰め込んで
また誰かのあこがれに至る
嫉妬のそのまた向こう
私は見たんだ
影のように星のように
見えるけど遠いもの...can-on
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朝の指が起きるより早く
君の名前 いつの間にか探してる
当たり前に横を歩いてる
君の肩の 高さを意識していた
「隣」という距離に慣れた君に
呆れている自分の気持ち
さっさと終えるだけの言葉は
もう決めている
“I”“lie”の響きに横たわる意味はいつまでも
ぬるいままの呪い 赤い糸にはならない...♡
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走る
真夏極振る熱に ゆだる気持ちがへたり
凹む気持ちから 弱音が出る
それでも足は動く 前へ進めと動く
私の本気が 音を立てだした
亜音速で足りない 飛行機雲も越して
最高速度を出しに行く
走れ走れ、どこまで行くか決めなくても
いつまでも走れるなら 限界なんて無い
走れ走れ、どこでも足が動くならば...コラボ用歌詞
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たくし上げたブリエット
キラーは真夜中の夢をみた
しろい、しろいね、明るいねって
バカンスはお好き?リボンが解け
隣り合った鳴動の
混ざりものは高価、すずの片足は等価
ああ眠たいなあって言う
可笑しいね、涎がしょっぱい
ぱらん、ぱらん、ケセラセラ、バラバラ
幸運はいつも...スーベニアと硬貨
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5円玉を貰ったんだ。サラピン新品まん丸な
ずっと先の日付から
なぞかけみたいなクエスチョン
from:大人な僕の字で
知らないペンの書き方で
「ぴかぴか光った穴向こう
のぞき窓から何が見える?」
きっと明日はハンバーグ ママの頭の中身かも
斑点ヒレが可愛いや 金魚の素敵なお家かも
指でつまんだ小さな...5円玉プラネット
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パターン① A+サビ構成
A
皆様どうぞ 日が暮れようと
バケモノ騒ぎはこれからさ
顔も名前も宵の向こうへ
だれでもご一緒に、踊りあかしましょ!
サビ
楽々(ら・ら) 畦道 犬が吠えた
お墓の底でもどんちゃん騒ごう
虫の息よりハミングがいいでしょ!...和風ハロウィン曲 歌詞
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丑三つ時、つまり
ミッドなナイトにヘブンして
またたき +(plus)一瞬 目薬
怖くってカチ割ったメガネ
ベタベタに汚れてんだって
誰だって思うよね つまりだ
もずく溶かした……じゃない藻屑と化した
黄ばんだ破片に猫がいた
ダウト、ダウト、I don`t know理性
アルコォルは薄い晩だった!...(=^・・^=)
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瑠璃色になれ 瑠璃色になれ
まっさらな気持ちを
ブルーベリーのガムといっしょに
ぺちゃくちゃと噛みくちゃれて
橋向こうへ叫ぶんだ
淀川の真ん中の
他人のヨットを追いかけてさ
前かごにはポットを一つ
甘いお茶で十分だ
天色(あまいろ)より青空より...淀川ブループロローグ
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サテライトを知らないって
君が言うからさ
アンタレス円周 よりもっと、もっと
足が棒になるより歩くよ
光度は彼方 わすれじの端まで
地平線は宇宙の入り口
ブルーライト、トレインにスクロール
疲れ目はもちろん 朝日を拝んだ
最後のハタチ 大人なる親指
拇印でどうか 社会を知れよ...アンタレスより受信、アンノンウンから激励
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桜色のパレットに
名前を書いた 大きく書いた
「これが君の お名前です」
うれしかったです
きいろ みどり あおいバラ
わたしの絵筆が自由を描いた
わたしの名前を書きましょう
空より夢より広い場所
書いてもらった名前から
すごいきれいが生まれててく...空よりも夢よりも
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まぶたの中に星を見た
アマリリスの咲く頃だ
胸にコロリと夜が来て
流れ星になる
あまい、あまい
水を汲んで
ほのかに見える白い音
はずむ、はずむ
話しかけよう
あなたのお名前なんでしょう...アマリリスと誘惑
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選べないことばかり増えていく
歩く金曜日
あたしの明日は何をするの?
手持ち無沙汰が買うプリン
何もない何でもないの
当たり前を生きていて
「孤独が好きなの」嘘ついた
あたしの右手は白いまま
夢見て夢見る未だにも
ナニカになりたい誰かちゃん...慢性的失望症候群
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アクリル板にねじ込むビィンズ
豆シバ可愛くアタシにコミット
ドラマティカル マーダーイズムさ
KAWAiiだけがアタシのご飯だ
ai ni Ly ni
合わせた鏡に
愛にライン
スぺクタルドリぃ夢ing
無敵を掲げてハミング ピンク☆アイコン蒸発するirony
ai∩ai Ni ju -ce ga...アカデミックレコード
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コンビニで買った アーモンドを噛んだ
鬱屈したナイフみたい 半月の下を歩こう
誰も知らない 誰かも分からない
他人の隣を 歩いてるフリだ
リンゴみたいなしもやけなのさ
ポッケにコイン
鍵を置いた夜中だ
わざと忘れたっていいじゃないか
ひとりぼっちを味わって
贅沢に道を行く...ワンナイトパレェド
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真夜中回って金曜日さ
フライディを相手取って
君は恋人、ぼくのものさ
アダルトにお茶会してみない?
ナイチンゲール、ぼくの恋人
あいまいな返事か、ご自由にどうぞ
どれだってなんだって、兎にも角って
蹴とばしたユニコーン、角はポッキリ
アダムス、ナーバス、チルドレン
冷凍庫にはピザだ...マーダーライン
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素晴らしく思いつく
やっぱりあたしは天才さ
三年経ったら死んじゃって
三年経ったら死んじゃおう
ニキビにレーザー当てちゃって
お高いネイルも買っちゃって
残り三年なんでもできる
やっぱりあたしは天才だ
三年経ったら死んじまおう
三年経ったら死んじまおう...せいぞんせんりゃく
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黒板消しじゃあ消しきれない
なんとも言えないモヤモヤ感
隅に丸々、不条理無視観
ダンゴムシさんこんにちは♪
さっきと言うことちゃいますやん
なんでソコまで言っちゃうの?
言葉がペリペリ貼り付いちゃって
まるで恐恐(ごわごわ)バケモノだ
へーぃわーなぁせーかーいー
HEY, WANNA, Sayin...調停少女
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「虹を砕いて食べてみたいな」
君が言うから旅に出た
しゃらしゃら鳴る海
花の白波
小さなあんよが轍を敷いた
「見てみてすごいよ」魚にまぶた
真珠のお目めが瞬いてんだ
朝日がなぞった僕の腕には
君の二の腕やわかった
「虹に飽きたのここは寒いな」...酔蝶
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ちびたえんぴつで
なすりつける言葉
みみずの形の
真心なんだ
いちばん白いページ
取っておいたノート
切れ端に込めた
おっきなハート
〆じ方(とじかた)も知らない
不器用なこころ...ネバーエンディング
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痛みがひどくてしんどくて
そんな夜こそこの言葉!
「ペイル、ペイル、灯をつけて!」
窓辺で三度唱えたら
「君の痛みはどこなんだい?」
魔法使いが歌いだす
不思議なライター引っかけて
真っ黒マントで空を飛ぶ
君の心が痛むなら
「黄色い灯りをつけましょう!」...ペイルライター