タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(81)
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ねえねえ、ちょっと 聞いてください
ワニの眼が生えたんです。
いえいえ、ほんと まっとうな話
ワニの目玉が生えたんです。
回り目にゾロ目
鑑みてすがる目
しばたいた白目の
飛蚊したうがち目
上がり目で相打って
下がりジワを覆った...グリーンアイズ
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ルリタテハが翔んだ
真夏が肌に馴染む
ぼくはガラス向こうめがけ
水を投げていた
あざやかな季節を
君は愛したね
フィルムには残らない
花のにおいは鮮烈だ
水晶宮に住んでいる
星の名前を知ってるか?...サマー・マザー・グース
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右手が回すの
ゼンマイを、欠けてるけど
左手首に巻いた
古インクの腕時計
知りたがり屋が
父を真似たの
「あたしもやれるわ!」
くたびれたタイ、背広被り
思い起こせば
記憶の写真は...消失願望
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あなたが済ました悪実
あなたが過ごした悪実
あなたが胎ます悪実
あなたが味わう悪実
あなたが教えた束縛
あなたが捕らえた束縛
あなたが始めた束縛
あなたが見せてた束縛
あなたが示した悪辣
あなたが孕んだ悪辣...リジェクトコール
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黄金(こがね)の原に立つきみが
「どうだ!」とばかりに持ち上げた
空がいかにも青くって
まるで小さな巨人だな
わたしが語るお話に
きみは重ねて見てくれた
きみこそわたしのヒーローさ
きっと知らないだろうがね
Calling, Calling, to, to. Too...
カゴいっぱいの“ありがと...黄金(こがね)野原の巨人たち
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地下鉄を抜けて駆けて
したり顔に迷子
マスカラもチークも
分かんないくらいにじんだ
一枚、二枚、葉っぱも抜いた
百の気持ち ひらひら逃げた
新しい生地 装い作って
花束になるんだ
ピンポンマム、ピンク
ピンポンマム、黄色...ピンポンマムを竪琴に
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雪に移りてなお白く
あきらめ心地に喰む指が
天つ乙女に救われる
末期(まつご)覚えた晩のこと
稚児に行脚(あんぎゃ)の道はなく
転げ割れての緑瓜
骨張る皮が鼓を打ちて
萌えず枯れゆき、影入るか
愛く可く(うくべく) 愛く可く 思えども
飢えが浮き舟 世に流れ...月牙に君、雪に花
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A
大きな雲が流れてる
影が顔にかかかる気がして
見えないけれど眩しいね
きら星が落ちる陽の下
B
彼方行く 箒の尾
とても早いね、けれど
目を閉じて 耳も塞ぎ
思うままに飛び込む...【歌詞応募】星くずの庭
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※とうとつな話をしよう
正直なところ、いつ死んだっていいんだけれど
嫌に空が青いから
なんだか興が削がれてさ
嵐が叩いた雨粒に
紛れ消えたく外に出た
カビの臭いのする手帳
手垢の残った日めくりと
二枚に割れた爪先で
濡れた地面を蹴っていた...平らかな日のはなし。
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※そうさ僕こそ 優秀ロボット!
なんでもござれな スーパーマン
どんな仕事を 今日はお望み?
なんでもやっちゃう すごいロボ
チクタク鳩さん ポッポと鳴いたら
おやつ時間だ プリンをどうぞ!
クタクタおつかれ 夕焼け見えたら
後はおまかせ! お家へお帰り・・・まっ直ぐね!
どんなことでも まかせてお...Mr,ロボット
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月曜日にはプディング
火曜日にお出かけ
水曜でラブ・レター
もちろんまっ白な便箋で
いちばんかわいいアタシになるの
いちばんすてきなアタシでいるの
木曜日に告白して
金曜日にキスをした
土曜日に招かれて
日曜日にウエディング...女の子はスカートの中に悪魔を飼っている
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ヤり過ぎてトんじゃって
ばっちくてもう・もう・もう
獲って 食って 酔っぱらっちゃって
ハイなベイベ、パッパ・ラッパー
ゆれる ゆれる 腰がゆれる
乱れ 締まれ 尻がはずめ
まるでバカなお馬さんね
えずき あえぎ ぶって 落ちた
ろくでなしみたく
恋がしたいね..."if"
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藍が海に溺れんと
星降る廻りに任せんと
なんぞ憐れとおもうなよ
淡いの間合いがみちみちて
いつか時代にある話
身薙ぎ首刈り血を散らし
落ち椿と唄われた
とある男が死んでいた
名無き村より名を馳せて
名無し子供よあわいの子...薮の中
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ありがとうと
言えるときは
大したことも
ないときで
ごめんねが
言えるときは
笑って言える
ことばかり
大事なことばは軽いもの
ふわふわ心がぬくまるの...ありがと。
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A
パパとママはやさしい人で
わたしもやさしくなりたくて
だから人にやさしくします
肉屋の娘は微笑んだ
B
誰の言葉を受けとめては
誰かのねがいを真に受けて
ぶきっちょよろしく小さなお手ては
他人にばかり割いていて...神さまへの方程式
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鼻をすすった帰り道
なんだかほっぺたしょっぱいなあ
乾いたまぶたがひっついて
やけにまつげを引っ張った
なんだかとってもつかれたなあ
なあなあ鳴き出す小猫ちゃん
とてもお腹が空いてるの
特に理由もないけれど
路地に転がるブラウン管
ヒビ入る音に砂嵐...ボーダーライン
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C
川の瀬に凍みる足が
光る筋に晒されて
連れや、連れ行け天の橋
糸が垂れるその先へ
A
怒れる辰の涙を拭う
お役目いただく十の夜
願い結われた五色の紐
八重二重、襲ね鎖...糸滝抄
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Nein Nein Nein Nein ×2
崩れたお砂糖 殺した記憶と
泣き濡れたお顔 アタシのお化粧
信実これほど 不幸なコトなど
在るわけないやと アタシを誤魔化す
幸いを疑い 蹴飛ばした扉へ
某かの嘲笑が 響いては消えない
何処にも続かぬ 卑屈やのオアソビ
まぶた...ハッピーバースデーとその顛末
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かさぶたのような
しこりのような
胸に抱えた
もやもやもどき
明日の天気も世間話も
ろくに出来ないあなたとわたし
嫌いなんだけれど
無視もできない
きっとわたしの片思い
否定の言葉も侮蔑の視線も...むかんしん
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万葉(まよ)が森の歯和(しわ)の土
とこしえ阻んだ願いの羽(わ)
納屋の奥おく赤の穂を
ひと差し刃(やいば)に掛け結ぶ
水を括ると流(りゅう)となり
比和(ひわ)の曙(あけぼの)穿つ露
見れば術なく迷う子ら
幾久しく涙せよ
相合彼方(あなた)の綾の檻
娑羅の林はまつの末(すえ)...悪阻
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ささいなことが
幸せだと知る
小さな君は
かしこいね
誰もが目隠し
きれいな言葉
読書が好きな
君は気づいた
いろんなことが
流れ、星のよう...図書館迷子
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手を叩け、輪を作れ
火を囲んで酒を酌め
じぃじとばぁばに寄ってみな
道の歌が始まるよ
目があるから光があって
耳があるから声がある
口があるから祈りが生まれ
鼻ある所ににおいがあった
土を踏め、列をなせ
木々を建てて石を組め...賛美歌(仮)
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ねぇねぇ知ってるアイツのこと
いつでもどこでもなんにでも
もちろん君のほら肩に
アイツはいる
だいじな誰かといるときや
ないしょのお話し弾むとき
ほっぺとほっぺのその隙間
もう一つのほっぺ
ケラケラひみつのおまじない
唱えてみようアイツのすがた...ケラケラ
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湿ったシーツに鼻を寄せてる
夜明けも過ぎた薄い日だまり
酒も飲めないトークもできない
ツマラナイ女
けれど、君は愛してくれたね
仮想世界のヒロインみたく
張りぼてみたいなカラッポの体
心ばかりの友愛で
コットン材にまとわりついた
アタシの愛の成れの果て...あいねこ。
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あ、あ、あいあいあたしがそうです
眼鏡トレェドマークの女
何の業だか奇天烈苛烈な
横文字嫌いの婦女子です
好きは銭ぜに安価な文庫
赤に黄色い服飾雑貨
あれが安いぞいやありゃちゃちいわね
一時使えりゃ便利なの!
移り気浮気がデフォルトで
数を唄えや天神さん...浪花系文学傾倒気味はすっぱ婦女子
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トキメキを探す目が右左ぐるり踊り出す
トクトクと胸に注ぐまじないをかけてみようか
粒みたいな小ぃちゃなほどに一つひとつを
組んだ想いは続くよ
ステキへの小道!
雨の向こうばかり見ても
くらむ夜はそのまま
胸の魔法を取り出したなら
かかと鳴らして始めよう
虹を越え勇気の先へ...歌詞応募
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I am, あたしは一人の男
ケチな身なりの魔物です。
今日はどなたを出し抜こかしら
首をひねっておりました
そんなあたくしでしたから
彼の御元を下った星に
思いもせず伸ばしたこの手が
実におかしく思えました
I am, あたしは一人の男
しがない騙りの魔物です。...ギフト
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おいでませここは幸福商店
つくも布団でございます
あなたの安眠快適な夢を
商い続けて三代目
小さく古い商店街で
朝日に伸びする背高のっぽ
「今日はどなたが来るのかな」って
なんだかとっても楽しそう
新しいこと素敵な毎日
いつでも世界は回りん坊...お布団のつくも
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「ねえ、ミク姉」
「なぁに、ルカちゃん」
「あんた、たしかゼリー作ってたのよねぇ?」
夏を半分ほど過ぎた頃の、よく晴れた昼下がり。日差しは傾き、橙を帯び始めて窓ガラスに映る光を濃くする。日よけに掛けた薄い綿のカーテンが風に靡き、その隙間から時折のぞく筋雲が、やけに青い空に白い引っかき傷をいくつも作...【コラボ用】4月お題 「スライム」「手のひら」「黒」【小説】
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A
弾けたネオンの嵐
凹んだ鉄くずに足音
つながれたマトンみたく
崖っぷちに立ってたアタシ
A2
イノセント撃つ感情
ヘリウムガス混ざり嘲笑
電子気味にリフレイン
えづいた歯痒さリピート...【hearpinさん作曲】untitled(タイトル未定)【歌詞応募】