ルリタテハが翔んだ
真夏が肌に馴染む
ぼくはガラス向こうめがけ
水を投げていた

あざやかな季節を
君は愛したね
フィルムには残らない
花のにおいは鮮烈だ

水晶宮に住んでいる
星の名前を知ってるか?
真昼正午の木陰から
金の女王が呼んでいる


ルリタテハが翔んだ
日差しが空に描く
輝石みたくまるで星が
目に移っていった

あどけない心から
手折る残酷さ
けれどやっぱり綺麗に
花はぼくに笑った

水晶宮に住んでいる
星の名前を知ってるか?
真昼正午の木陰から
金の女王が呼んでいる

水晶に住んでいる
星の名前を教えよう
真昼正午の木陰には
金の女王が眠ってる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

サマー・マザー・グース

この暑さに酩酊する。
真夏の真昼の午後のこと、妖精世界はすぐ側に。
めまいのなかに蝶を見るお話。

閲覧数:524

投稿日:2017/08/25 01:56:48

文字数:283文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • ドグマ虫

    ドグマ虫

    使わせてもらいました

    個人的にはこういう言葉遊び少なめのファンタジーが一色さんの持ち味だと思っています。
    それで結構前からこの作品をマークしていましたがようやく曲が形になって一安心。
    私事になりますが、おっさんになるのは辛く、なにより意欲が減退する辛さが大です。
    しかし本作のおかげで再び創作意欲に火がついて若返った気がします。どうもありがとうございました。

    2021/12/11 20:24:46

    • 一色

      一色

      私こそ、ずっとこの作品を覚えてくれててありがとうございます!
      自分が思ってる得意と、他の方から見た持ち味って違うもんなんですね。曖昧な部分は無理に言語化し過ぎないのも大事なんだなあ。
      伝わりづらくてやきもきしてた感覚を音にしてもらえてすごくうれしかったです!こちらこそ感謝です!

      2021/12/12 13:37:47

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