万葉(まよ)が森の歯和(しわ)の土
とこしえ阻んだ願いの羽(わ)
納屋の奥おく赤の穂を
ひと差し刃(やいば)に掛け結ぶ

水を括ると流(りゅう)となり
比和(ひわ)の曙(あけぼの)穿つ露
見れば術なく迷う子ら
幾久しく涙せよ

相合彼方(あなた)の綾の檻
娑羅の林はまつの末(すえ)


逢緒(あお)内海が坂の舌
冷やの玉虫岩の肚(いわのはら)
やわらに古ふる来る惜しく
呪い(まじない)一指し唾を呑む

口を這わした銀の櫛
しなりの井戸より果てを往く
顔を見たいと会いたいと
翳し扇いだ倉の暗(くら)

追い負い嵩んだ(かさんだ)病みの内
途に満ちみち爆じる朱

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まよがもりの しわのつき
とこしえはばんだ ねがいのわ
なやのおくおく あかのほを
ひとさしやいばに かけむすぶ

みずをくくると りゅうとなり
ひわのあけぼの うがつつゆ
みればすべなく まようこら
いくひさしく なみだせよ

あいあいあなたの あやのおり
しゃらのはやしは まつのすえ


あおうつみが さかのした
ひやのたまむし いわのはら
やわらにふるふる くるおしく
まじないひとさし つばをのむ

くちをはわした ぎんのくし
しなりのいどより はてをゆく
かおをみたいと あいたいと
かざしあおいだ くらのくら

おいおいかさんだ やみのうち
みちにみちみち はじるあか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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悪阻

想い思って、恨みに至る。
想いすぎて呪いを孕んだ人間のお話。

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かな表記追加

閲覧数:171

投稿日:2015/01/25 19:08:06

文字数:601文字

カテゴリ:歌詞

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