タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(17)
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好きだって言えなくて
言葉が出なくって
今日も うつむきすれ違って
あの子はもう見えない
好きだって言えなくて
チョコ 作ったって
結局 渡せずに食べちゃって
あの子はもう見えない
何度も何度も追いかけてても
つまずくばかりで近づけないの...ヤドカリ人生(仮)[コラボ用]
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月曜日の朝
跳ね起きてみるともう8時過ぎ
昨日の自分に
悪態をついて今日が始まる
口に押し込んだ
パンの味残る通勤ラッシュ
窓を走る水
今頃になって忘れに気付く
改札を出たら
憂鬱に向かう革靴の音...@山手線。
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夏休みの終わり
吹き抜ける緑風
いたずらに髪の毛
遊ばせ駆ける
君とだけ教室
閑散とした机
なぜここにいるのか
分からないけど
赤ペン持つ君は
紙に印をつける...tic-tac-toe
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ビルの谷間のアスファルトで
鈴が鳴る
サンタの今年のプレゼントは
銀世界
リスはそこらのドングリ食い食い
春を待つ
重みに耐えかね跳ね雪照らす
装飾灯
計画的に植えられた
樅(モミ)の木達と宿り木と...Holly Night
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蝋燭の火が揺れる
夜の窓隙間風
打ち損ねた鐘との
擦れ合う音が響く
針が朽ち無くなった
時計が二時を告げる
空に浮かぶプレゼント
逆さ向きのクレセント
オルガンの演奏と
手で招く幻聴と...時計塔
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閉じた瞳
星を指して
昇る軌跡
枠を辿る
淡い夢と
心独り
球硝板越しの
薄い下界
廻る
白昼と...匣舟
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「さよなら」と 漏れる音は
悲しみと歓びを
混ぜ合わせたようで
手を振って 見送るのは
虚ろな目で見つめる
「僕」だけしかいない
そろそろ僕は
行かなきゃだめだ
今
重力に逆らい...no-itativarG
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no-itativarG ロゴ
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何も言えず去っていく
君は僕のバランスを崩す
転げ落ちていくそれは
僕の中の空しさを増やす
ぽっかり空いた穴からは
隠してきた色が飛び出した
燃える赤と沈む青
裏表の感情と共に
それならいっそ塗り潰そうか
真っ白真っ白一つの色に...ペンキ
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7月の 暑さを
ペダルを進ませ
吹き飛ばしていく
無造作に かぶった
麦わら帽子は
潮風受けて
土砂降りの 日差しを
錯乱して波
輝く海原
日に焼けた 砂浜...border
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響き渡る
ゲルマニウムのノイズ
弱く照らす
タングステンとネオン
繰り返した
オボムコイドの拒絶
流し込んだ
六価クロムは回る
シリコンの砂と
エナメルの殻と...ダイオード
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埃まみれの
カンバスの上に
窓枠の影が
色彩を成す
すりガラス越し
儚い夕陽が
虹を滲ませて
動き出す
水瓶の中へと
螺旋描き沈む軌跡...水彩油絵
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体の中を
抜ける潮風
遠くそびえ立ってる
入道雲
ポリエステルの
帆(セイル)広げて
横殴り貿易風
受け止め走る
少し古めの
コンパス横目...エディキウス号
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歌詞が終わった後読み方があります。このまま読むことの無いように。
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今生きている
この現実には
極度不快感が差すと
奥行方向性軸を捨てた
悲愴的脳内の中と
夢限理想の中
崩壊済人間の...ALONE α (アロンアルファ)
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弾け散った シャボン玉
粒になって 飛んでいく
儚かった その命
思い知って 下を向く
全て去った 空間は
黒くなって 白くなる
混ざり合った スペクトル
重くなって 浮かびだす
愛
廃れ...再→
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瞬く星に
願いを込めて
巡り巡る
星座達の
物語 紡ぎ出す
妄想
恋を切り裂く
天の川は
水瓶を 零れ落ち
流れる...リュウセイグン
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思い出話に
花を咲かせて
昔の記憶に
逃げていく
最後に握った
君の右手は
とても温かな
気がしたよ
時計回りの地球に乗って
震えても現実は目の前に...崩壊