僕は君を守るから。
この身体に代えても。
この命に代えても。
この全てを代えても。
「レンー!朝ごはんはスクランブルエッグが良いって言ったでしょー!?なんで目玉焼きなの!?」
「ごめんごめん。卵とかずにフライパンの上で割ってから気付いてさ、仕方ないから変更した。」
「も~・・・仕方ないから今日は我慢してあげる。ドジ」
朝から多少不機嫌なご様子の僕の大好きな姉。
僕は今までこの少し生意気な、だけど実は甘えんぼな姉をずっと守ってきた。
王都から離れた田舎にひっそりと僕たちは二人で暮らしていて
たまには喧嘩もしたけど、それなりに幸せだった。
お金はなくて貧乏だったけど二人で居れるだけで本当に満足だった。
お互いにそれを確認したことはないけど、この姉も同じ気持ちだと知っている。
だって僕たちは双子だから。
言わなくたって、分かる。
ーーーーーーーーーーーーーーー
あたしはレンを守るから。
この身体に代えても。
この命に代えても。
この全てを代えても。
「レンー!朝ごはんはスクランブルエッグが良いって言ったでしょー!?なんで目玉焼きなの!?」
「ごめんごめん。卵とかずにフライパンの上で割ってから気付いてさ、仕方ないから変更した。」
「も~・・・仕方ないから今日は我慢してあげる。ドジ」
朝からなんってドジな弟なのか。昨日の夜ご飯はあたしが担当して
ちゃ~んとレンの食べたいって言ってたハンバーグを作ってあげたのに。
あたしは今までこのドジでノロマな、でも実は優しくて可愛い弟をずっと守ってきた。
でっかいお城のある街から離れたしょぼい田舎にあたしたちは二人で暮らしてて
何回かは喧嘩もしたけど、特に不自由もないし幸せだった。
一つ傷なのが貧乏なことだけど二人で居れるだけでもあたしは嬉しかった。
お互いそれは確認してないけど、この弟も同じ気持ちだと知っている。
だってあたしたちは双子だから。
言わなくたって、分かる。
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いつも同じことばかりね…
君はいつまで僕を使うつもり?
僕は鏡音、定めの通り永久に歌う...ボカロイド
rlrP
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