ほしをたべるゆめ

うた:GUMI
さくしさっきょく:煮干P


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人々がいがみ合い、罵りあう衰退しゆく世界。とある所に一人の女の子がいました


ある日、女の子に不幸の前兆が次々起こる様になりました


しかし、その前兆の通り、不幸が女の子を襲うのですが、
結果として周りの人は幸せになるようになっていきました


そして、みんなが幸せになったとき、
その女の子は使命が終わったかのように死んでゆきました


にぼしのくに に伝わる昔話



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これは昔の伝説さ
光のような 玉のような
少女に宿った不思議な力で
奇跡を起こした ものがたり


混沌 この世は傷つけあって
見下し 蔑み 理不尽まみれ



『 そんななかで ひとをすくえと わたしに あたえられた ちから―― 』



星を食べる夢を見た
あなたの不幸も嚥下し呑んで

悪夢の厭世 蔓延るならば
私一人で業を背負って


嫌われてる人を見た
途端にアルコル見えなくなって

同時に短所を隠してしまい
明るくなって人気が出たの


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『ふしぎなちから』で人の不幸を背負う事ができる少女の噂は
瞬く間に街中に広まりました


そして噂を聞きつけた人々が幸せになろうと
次々に少女のもとに詰め寄りました


しかし、人々を直していく内に
少女はいつしか病床に伏せる事が多くなっていました



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それは昔の話でさ
今の世では幸せよ

少女に代償、重篤危篤
そんな噂が広まった


驚嘆 観衆 驚き合って
悲しみ うろたえ 合意の下で



『 そんななかで かのじょをすくえと みんなに つたえられた ちから―― 』



赤黒い月を見た
闇夜を照らして やさしく包む

心を乱し、揺るがすならば
命の色を淡く灯すの


夢の中で山羊を見た
震えて掠れて何とか伝え

私が我がとスケープゴート
願い虚しく儚くなった



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『ふしぎなちから』で人々の不幸を一途に背負った少女は
静かに息を引き取りました。


人々は『もう代わりに不幸を背負ってくれる者がいなくなった』と
悲しみにくれました。


MEMENTO MORI



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低迷 この世は憎しみ合った
前世も来世も不条理まみれ



『 そんななかで ひとをすくえと わたしに あたえられた ちから―― 』



星を食べる夢を見た
あなたの不幸も嚥下し呑んで

悪夢の厭世 蔓延るならば
私一人で業を背負って


赤黒い月を見た
闇夜を照らしてやさしく包む

心を乱し揺るがすならば
命の色を淡く灯すの



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そして数日が経ち

少女のお葬式が細やかに執り行われる事になりました。



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暖かい人を見た
皆に手厚く葬られてる

私はここにはもういないけど
生きてる意味は恐らくあった


空に浮かび街を見た
笑顔があふれて豊かな世界

私はみんなを救えないけど
変わったならばそれでいいかな


『ほしをたべるゆめ』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ほしをたべるゆめ・歌詞

かし

2020/01/18 改訂

閲覧数:212

投稿日:2020/01/18 13:48:42

文字数:1,381文字

カテゴリ:歌詞

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