【A1】
目を閉じて 静けさに身を預け
指先が触れた 冷たい液体
何かが ひっくり返った
【A2】
上下も左右も わからないまま漂う
瞳を開いて光を見る
あれは目を閉じる前の 星たちの残像
一番大きく 輝く場所へ 泳いでいく
【B1】
水に落ちた月だと思った
抱きしめたら 一緒に空へ飛べるかな?
泡が沈むのを見ていたら
何かが 一緒に昇っていった気がした
【A3】
人魚の歌声は 水の中でも響く
遥か彼方 光年を超えて届く
あの鯨の歌も 聞いたことがある
一緒に 口ずさみたくて——
【B2】
ああ 声が出せないね
しょっぱくて苦い水が 喉を塞いでいるの?
それとも肺の空気が 世界に奪われたの?
……違う、きっとただ 自分の声しか返ってこないのが怖いだけ
【A4】
重力のない闇の中 どこかへ沈んでいく
唇に触れた 温もりはなんだったの?
また 何かが ひっくり返った
【Ending】
もう一度目を開けても 視界はまだ揺らいでる
目覚めているはずなのに まだ夢の中にいるみたい
月沈みのMAYDAY
靜けさに沈む月、星と泡の漂う夢。
意識が曖昧になる無重力の空間で、星を探しながら沈んでいくような歌詞を書きました。
水に沈むような無力感と、それでも何かを探し続ける心の浮遊をテーマにしています。
「呼吸できない」「聲が出せない」苦しさと、ただ自分の聲が返ってくることへの恐怖。
最後に見えた星は、本當に星だったのでしょうか? それとも、沈んでいく月だったのかもしれません。
楽曲の雰囲気としては、
女性ボーカル/スローバラード/水中アンビエンス/浮遊感/夜空と夢の境界
をイメージしています。
歌詞・世界観ともに繊細な空気を持つ作品を目指しました。
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