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浴槽の水 映る私
淀んだ涙 沈めて泣いてる
もしこれが 海だったら
荒(すさ)む何かが 浮かぶでしょう
生まれたままの自分の姿
余計に惨めで
浴槽の中の冷たい水に
全身預けて赤子のように
心臓の鼓動がしつこく拒む
ああ 戻りたいんだ...back in the womb
ChameLEOn
[Aメロ]
拡散した声にならない想い
夕日と共に消えゆく
明日またね、カラスは呟いた
優しい声届かず
[Bメロ]
オレンジ色に染まって
僕の呼吸は3秒間止まる
真っ黒な影は動かず
重力は増していく...夕
HALT
「はあああっ!?」
教室にリンの声が響く。
「グミちゃん知ってたの!?」
「知らない方がおかしいでしょ!」
「だ、だったら言いなさいよ!!」
「つまんないじゃん!!」
「つまんないって…こっちはかなり焦ったのよ!?」
「レンも分かりやすいよね~!シャー芯借りる度に嬉しそうな顔するし!!」
「バッ…/...【自己解釈】メランコリック【番外編】
禀菟
「リン、シャーし…」
「ん。」
「あ…あぁ…サンキュ…」
彼は不思議そうに彼女を見る。
それに彼女も気付いたらしい。
「何よ。」
「い、いや何でもない…」
彼女はあれから文句を言わなくなった。
諦めようとしているのだ。
「なぁ、最近何かあったか?」...【自己解釈】メランコリックⅡ
禀菟
全然つかめない君の事
全然知らない内に
心奪われるなんて事
あるはずないでしょ
「なぁ、リン。」
「何よ。」
後ろから彼女と同じ黄色い髪の少年が囁く。
「ちょっとシャー芯貸してくんね?」
「また?ちょっとは学習しなさいよ。」
「いつも買いに行くと忘れちゃうんだもん。」...【自己解釈】メランコリックⅠ
禀菟
もう!
分かんない分かんない分かんない!!
知らない知らない知らない!!!!
大っ嫌いなんだから!
何で今,わたしが憂鬱か分かってんの?
……バカなあんたには分かんないでしょうねっ!!
無愛想な笑顔
昔っからわたしはそうだった
人に合わせて,面白くない話に愛想笑いするのがやらなくちゃいけないことなの...メランコリック ……嗚呼,素晴らしいツンデレよ…………
アリサ
「女子のさあ、その切り替えの仕組みってどうなってんの?」
「はあ?」
振り返ると、松原がシャーペンを回しながらこちらを見ていた。
男子の間で流行っているらしい色々なところを中途半端に立てた髪型が、夕陽を受けて何かの作品みたいだった。
―メランコリック―
「いや、ごめん、何となく」
「切り替えって何?...メランコリック
牛飼い。
金髪が風にさらさらっと靡いたから、あ、やっぱり女の子なんだなー、なんてちょっと失礼な事を考えた。
俺は、難しい事を考えるのは苦手だ。
考え込むのも、好きじゃない。
でもきみはいつも、憂鬱そうにシャーペンを指先で回す。
俺はいつの間にか、教室に入ったらまずその姿を確認するようになっていた。
<私的メラ...私的メランコリック Boy's side
翔破
カーテンが風にそよぐ。
温かくなり始めた太陽の日差しをほんのりと感じながら、私はじっと前を見つめた。
ひらひら、と斜め前の金髪が風にそよぐのをそっと視界の端に入れながら、5時間目の気怠い授業を聞き流す。
「えー、この時元の価格をXとするなら、個数が四割増、価格が二割減であるので…」
別に、見てない。...私的メランコリック Girl's side
翔破
「・・・・・・ちょっと、良い?」
終業式が終わり、各自家に帰ろうとしたり、友達と夏休みの予定を話し合っている中、帰り支度をしていたレンに、リンはそう言った。
レンはリンに話しかけられたのが自分ではないと思ったのか、ポカン、とした顔でリンを見つめていた。そして、小首を傾げる。一方、リンはと言うと頬...メランコリック その後
lunar
全然つかめない、つーか良く分かんない
全然しらないうちに、て事あんの?
ココロ奪われるなんてこと、・・・はぁ?
あるはずないでしょ、当然!
出会いはほんの些細な事だった。中学も二年に上がり、学校生活もそこそこ楽しくなってきた時、リンはレンと出会った。
何となく噂で聞いた事はある。自分と苗...【自己解釈】 メランコリック 【原曲崩壊注意】
lunar