散らばっていく削りかすの山に埋もれて
納得できないまま舌打ちが積もっていく
もう最初の1発目から許せなくて仕方がない
雑にすれば良いのにって笑い声に腹が立つ
「自分だけ泥沼の徒競走」なんてごめんだからさ
じゃぁ他は自由自在なの?って一人で呆れ笑い
一度色を載せてしまえばもう修正は効かない
次に触れる誰かに笑いものにされるのは嫌だ
自分のものは「自分」でなければならないから
泣きながらでも直さないと悔しいWhite Body
それが当たり前の世界じゃ誰も褒めてくれない
手落ちがひとつあれば傷口をたっぷりと塩もみ
時計の針が疎ましそうに僕の指先を見やるけど
出来上がったって拍手もしてくれないだろうね
傷を付ける相手がいるだけマシだって思うよ
誰かに見てもらえないと触れられることもない
不評悪口罵り誹り妬みいいよなんでも来なよ
それら含めて形にして自分になっていくんだ
「自分だけ無傷の不戦勝」なんて情けないからさ
じゃぁ他の人に楽勝なの?って呟き苦笑い
一度手を離れてしまえば「もう一度」はできない
次に届く新しい素材に向き合えないのも嫌だ
自分のものを「自分」と言えないのは変だから
血を吐いてでも整えないと苦しいWhite Body
それが誰でもできる事なら誰も讃えてくれない
見落としひとつあれば信用も実績もなくなる
カレンダーのバツが今日も鼻で笑ってるけど
今仕上がったって握手もしてくれないだろうね
湿布も薬も絆創膏も買い置きはなくなってて
血まみれ泥まみれアザだらけで進めるしかない
そんなのは自分のものに何ら関係無いことで
自伝も美談も後日談も死ぬほどしょーもない
目の前のものひとつできやしない自分の言葉で
誰かが何かを感じるとか許せなくて泣ける
完成品見て感じてくれよコメントも要らないから
「なにが見所ですか」って全部に決まってるだろ?
狂うほどこだわるんだから狂ってるのは当然で
どうせ通じない言葉に恐怖を感じて怯えるんだ
拙い言葉なんていいから狂った作品受け止めろ
それがあらゆる全ての感情の弔辞に変わってく
それを感じた人の中でだけの生命なんて脆弱で
それを生み出せなければ自分は人ですら無くて
オイルが切れて歯車が欠けて道が無くても
底の無い谷底が見えたって進まないと笑顔でさ
次だもっと次へ新しい物は一瞬で過去になる
前だもっと前へ新しいことは一瞬でありふれる
悔やんでる暇があるなら泣いて作っとけ
泣いてる暇があるなら笑って作っとけ
結局何にしたって「やる」か「やらない」か
少し気を抜いたらどうせ棺桶の中なんだろ?
ほらもう次のWhite Bodyが待ちくたびれてる
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じん
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