君がイヤホンをつけたまま
家までの坂道を下っていく
僕はそれを横目で見ながら
歩道橋の階段を上っていく

まるで僕らの人生が
もう二度交わる事が
・・・無いみたいに

変わったね。僕も、君も、たぶん
隣歩いた足で、地面を蹴っていく
声を掛けられる場所に、居たのに
そんな僕が漸と泣かずに笑えた唄


時が過ぎて、苦労も覚えて
在り来たりな人生を愛した
日々を辿り、形を手にして
風変わりな君に、恋をした

そして僕らの人生が
再び立ち戻る事など
・・・無いと知った

変わったね。僕も、君も、たぶん
二人笑った事も忘れて生きていく
またね、なんて言葉さえ言えない
そんな僕が漸と泣かずに笑えた唄

鐘が鳴り、夜が来て
僕ら手探りで生きる
夜道座ったレール下
然様なら手を振った
昨日みたいな、過去

変わったね。僕も、君も、たぶん
隣歩いた足で、地面を蹴っていく
声を掛けられる場所に、居たのに
そんな僕が漸と泣かずに笑えた唄

変わったね。僕も、君も、たぶん
二人笑った事も忘れて生きていく
またね、なんて言葉さえ言えない
そんな僕が漸と泣かずに笑えた唄

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

前向いて笑えた唄

ABS ABS C S

閲覧数:607

投稿日:2019/09/12 07:54:10

文字数:478文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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