モノクロエイシャキマワレ　モノクロエイシャキマワレ
明日も今日とおんなじ様にあいつもこいつも見ない振り

或る朝学び舎に入った僕　また激痛の時間が始まる
これはまさに拷問　いや　これはむしろ処刑
どうして僕の視界にはいつも迫り来る手足しか見えないの
どうして僕の五感ではいつも絶え間ない痛みしか感じないの

昼の時間も変わらず処刑　それは放課後でも終わらない
もう流石の僕でも　いや　逆にこれは才能？
どうして僕の身体だけいつも汚されて最終的にはゴミの中で
どうして僕の頭では僕が消えないの意味の無い禅問答

映せ　モノクロ時代の闇をここに
刻め　終わらぬ悲痛の今はここで
焼き付けて　心はただ　今だけ隠し通して

モノクロエイシャキマワレ　モノクロエイシャキマワレ
明日も今日とおんなじ様にあいつもこいつも見ない振り

或る夜布団の中で歌う　あいつ等への呪い歌を歌う
明日の自分想像　ああ　地獄故に見えない
どうして僕の視界にはいつも迫り来る手足しか見えないの
どうして僕の五感ではいつも絶え間ない痛みしか感じないの
どうして僕はいつもまたいつも同じ事ばかりしか言えないの
どうして僕はいつもまたひとり同じ文字ばかりしか言えないの
ぜつぼう、哀れ、地獄もう嫌だ、死んでしまいたい、ああ救えない……

せめて　モノクロ時代の一部でいい
いつか　終わらぬ悲痛の主義も武器に
焼き付けて　心はただ　今だけ隠し通して
そして　彩色時代がやって来たら
叫べ　鋭利な剣の文字を武器に
モノクロの　心がほら　少しはましになるだろ
そして　彩色主義の普遍達は
きっと　色づいた僕を眺めて言うだろう
「眩しい。」と　「美しい。」と　それが正しくなくても
それが邪だろうと

モノクロエイシャキマワレ　モノクロエイシャキマワレ
モノクロエイシャキマワレ　モノクロエイシャキマワレ
モノクロ映写機回せ！