そして、会計を終えて店から出る四人。
 「これからどうするの?」
 「…とりあえず、ホテルにもう一泊して、たっぷり寝て、明日帰る」
 「…私と同じね。今はひたすらに寝たいわ。これからのことは、明日考えましょう」
 「じゃ、またな」
 「そうね、…これからも頑張りましょうね」
 「愚問じゃねえか。そんなの当たり前だろ?」
 「ふふ、つまらない質問をしてごめんなさい」
 そうして固い握手をする二人。志を同じくする二人は、これからも初音ミクが見せてくれた未来を見せる手伝いを続けていくことだろう。
 「…ミク、ホテルに戻りましょう」
 「はい」
握手を追え、ホテルへの帰路につくブラグレスP。
 「…ミク、俺たちも帰るぞ」
 「はい」
 そういって、ホテルへの帰路につくホワイアンスP。
 「…ミク」
 「はい」
 「これからも頼むぜ」
 「もちろんです!」
 笑顔で答えるホワイアンスPのミク。恐らく、ブラグレスPと彼女のミクも似たような話をしているだろう。そうして、ホテルに戻る二人だった。

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  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

初音ミクとバースデーソング 16節(最終節)

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投稿日:2017/08/31 00:05:57

文字数:446文字

カテゴリ:小説

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